何かを購入するとついついそのシリーズを全部揃えたくなる悪い性格を持っています。このためにどれだけ無駄遣いしてきたことか。コンプリート欲が強いのです。株主優待も、ひとついいものをもらうとそれと同じ種類の物を提供している株を全種類欲しくなります。

それでも最近はある程度抑えることができるようになってきて、揃えるのか全部ではなく1年間買わずに株主優待でもらえる物だけで生活できる分だけ買いたいという風に制限がかかるようになりました。

今回はそのうちのシャンプー&コンディショナー編です。

2016年版を公開しました。株価等を最新の情報を元に更新しました。株主優待制度を変更した銘柄や、追加した銘柄の情報もあります。この記事と合わせてご参照ください。
 


シャンプーの1日使用量はどの位なんでしょうか?ネットで検索すると


Q.シャンプーの1回に使う量はどのくらいが目安ですか?
A.髪の長さにもよりますがセミロングの方でポンプ3プッシュが目安です。
(3プッシュ=約5ml)

という記事が見つかります。コンディショナー/リンスについて調べると上記のような明確な記述は見つからないのですが、試供品や一部のホテルの1回使い切り袋などの容量は8〜10g程度となっています。


POLA シャワーブレイク コンディショナー10ml 1回分


KOSE ナチュリティ リンス10ml 1回分

髪の長さや量、質や個人の使い方によって大きく変わるものなので一概に決めつけることはできませんが、10g/10mlが上限で5〜10mlを1回分として考えて問題ないのではないかと思います。

5〜10ml×365日=1.825〜3.65L

上記を1年間に1名義で取得できれば1年間シャンプー&コンディショナーを購入することなく生活することができると考えてよいことになります。

まず軸になるのはヘアサロンを経営するこの三つの企業。

エムエイチグループヤフーファイナンス

アルテ サロン ホールディングスヤフーファイナンス



MHグループはモッズヘアのブランドでヘアサロンを展開するとともにモッズヘアブランドのヘアケア製品をサロン等で販売しています。年々優待を縮小しているのですが、現在は300株以上で自社製品を選択して交換できます。もっとも量が多いのが1リットルの大型シャンプー。他の商品はぐっと量が減ります。
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アルテサロンもやはりAshやNYNY等全国に直営およびフランチャイズのヘアサロンを展開。株数増で商品が増えるのがいい点。単元の場合には100mlのシャンプー2個と100gのコンディショナーのセットで、株数増の場合にはそれの整数倍と仮定しています。ヤフージャパンのページでは100株の次が500株になっているのですが、私が権利を取得していた当時には500株までは100株刻みで増やすことができました。

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田谷もTAYAの美容室を全国展開。年2回あってシャンプーかコンディショナーかをハガキで選択。優待券を持ってお店に行けば在庫中から必要な商品を選べます。表では年2回に各1点選択した場合としています。
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他に化粧品や医薬品企業あるいはそれらを扱うドラッグストアなどもシャンプー優待を出しています。

アジュバンコスメジャパンヤフーファイナンス

ミルボンヤフーファイナンス



アジュバンコスメはサロン向け製品の製造販売会社です。優待品を見るとその製品はかなりおしゃれな容器で高級感があります。まだ若い成長企業なので将来的なのびを期待できそうです。

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ミルボンは取得したことがないので不確実ですが、ホームページの記述や8千円〜1万円(定価)という金額からおそらくこれだと思います。であれば500ml+500g。ここも急成長中。




コタも取得したことがありませんが、美容室向けヘアケア製品の製造販売。サロン向けですから高級品ですね。ここはカタログから自分の髪質にあった製品を選択できるのが特徴。株数増で金額も増える。2500円だとおそらく300ml/200g

サンドラッグヤフーファイナンス

ドラッグストアチェーンのサンドラッグは5040円の自社製品としてPBブランドのシャンプー500mlとコンディショナー500mlそしてトリートメント280gのセットでした。コンディショナーのあとトリートメントを使うと言うことのようなのでこのトリートメントは計算にいれないことにします。お米券3枚もあります。
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私が知っているのは以上。コタ、ミルボン以外は一度は取得しています。ただMHグループはかつては年2回だったのもあって相当に在庫が溜まってしまい、現在は田谷でコンディショナーをもらい続けるだけでなるべくシャンプー権利を取らないようにしているのでもしかしたら優待内容変わってしまっているかもしれません。

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(クリックで拡大)


上記を組み合わせれば容易に年間使用量は確保できるのではないかと思います。上記以外に単発で「自社製品」としている優待品にシャンプーおよびコンディショナーを含める会社もありました。私は過去5年以上の期間、シャンプーおよびコンディショナーは購入せず株主優待品だけで生活しています。

1リットルあたり必要金額の小さい順に単元ずつ取得すると仮定すると

MHグループ 88,900円(シャンプー990ml)
田谷 81,000円(コンディショナー1400ml)
アジュバンコスメ89,200円(シャンプー300ml、コンディショナー250g)
アルテS 62,400円(シャンプー200ml、コンディショナー100g)
ミルボン 385,000円(シャンプー500ml、コンディショナー500g)

約71万でシャンプー1.990L、コンディショナー2.250L相当で目標達成です。

ミルボンの代わりにアルテサロン500株にすると;

アルテS(500株) 312,000円(シャンプー1000ml、コンディショナー500g)

なので、約57万円で2.29L、2.25L相当です。

なお、本記事中ではリンス/コンディショナー/トリートメントの違いについては明記しないかぎり考慮していません。

※追記:(4463)日華化学12月 - 自社製品(シャンプー・トリートメント)100万円以上必要ですが。

※追記:(8012)長瀬産業3月 - 1,000株以上(シャンプー・トリートメント)約150万円必要です。


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