何年か前の話だが、財布をなくしたことがある。クレジットカードを止めるとか色々やることはあるのだが、ここでは株主優待族としての経験に限って書いていく。

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まず、優待券が失われてしまった。これは戻ってこない。当時は常時財布に入っていたのはどんなのだったか記憶は曖昧。吉野家、松屋、ゼンショーあたりとマクドナルド。もしかしたらキャンドゥもあったかもしれない。ほぼ今と変わらないそんなもの。映画関係で当時まだ券方式だったものも財布に入れていた。武蔵野興業、東京テアトル、東映、スバル興業。

食事券のほうは半年ないし1年有効期限で非常に痛かったが、映画券は当時はほとんどが○月分となっていてその月の分しか持ち歩いていなかったので被害は少なかった。もしかしたら2ヶ月ごとのものもあったかもしれない。まあそれでも被害はそんなに大きくはない。東映がすでに半年間でひと綴りになっていて半年分(の残り枚数)が失われたのは痛かった。

優待カード。これも失われるのだが、二種類あって一つは有効期限が設定されていて各期ごとに新しいカードが発行されるもの。これはもらってすぐであれば別だが、そうでなければ次のカードが届くのを数ヶ月待てばいいだけ。確かこの時にはその手のカードは梅の花だけだったと思う。梅の花は持ち歩いていたのは割引カードだし、特に意識して行こうとしない限り行かない店なのでこちらは諦めることにした。半年ごとに新しいカードが貰えていた。

株主番号が変わらない限り再発行されず、同じカードを使い続けるタイプ。これは松竹と東宝がすでにカードに変わっていたはず。これはないと困るので再発行を依頼した。それぞれの会社の総務部に電話をして事情を話す。いずれも再発行手数料が必要。両者ともに2000円だったはず。どうやって支払ったかは覚えていない。振り込みだったような気がする。松竹は数日後に紙製の仮カードを発行してくれて2週間位後で正式なカードを送ってくれた。東宝も2週間後に送ってくれた。いずれも同じカード番号。ただし松竹のほうは3桁-3桁-4桁-4桁で最後の4桁の下一桁がチェックデジット、その上が再発行番号。最上位がファミリーカード番号になっているみたいで下二桁が違う番号に変わっていた。

東宝はカードと券の併用で該当月の券は紛失したままだが、残りのカードは使える。一定期間映画を観に行くことができなくなってかなり落ち込んだね。

以後は紛失していないが、持ち歩くカードには気をつけるようにしている。
・普段の生活で使わない優待券、カード類は持ち歩かない。
・その月に使用できる優待券のみを持ち歩く。
・有効期限が1年の優待券でも1〜2回の利用で使う程度の券だけを持ち歩き、使ったら使った分だけ補充する。

そのせいで優待券を持ち出すのを忘れて使えないって失敗もあったりしたが、今のところは紛失しないほうを優先。

株主優待で暮らす元棋士の桐谷広人さんは、大きな優待券入れを持ち歩いているみたいだが、落としたら相当ショックだろうなあ。でも商品券や図書カード、クオカード類は輪ゴムで止めても相当な厚さの束になっていてあれはさすがに持ち歩いていない道だった。優待券入れはファンの方の手作りみたいでうらやましい。持ち歩く気はないけど、自宅で保管するときにはよさそうだなあと思う。




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