10月9日に私が注目している優待銘柄のうち3社が自社株買いを発表しました。発表の翌営業日10月13日に各社の株価がどう動いたのかを記録しておこうと思います。
(4668)明光ネットワークジャパン
大幅な自社株買いと株主優待の拡充、配当性向の引き上げを発表した明光ネットワークジャパンは大幅な株価上昇があると考えました。
(8127)ヤマトインターナショナル
5%の自社株買いと同時に金庫株の償却、配当性向の引き上げが発表されたが、業績低迷中で直接の配当金額の増額期待ができないなどで株価上昇は小幅にとどまると考えました。
(9837)モリト
小幅な自社株買いのため、小幅な株価上昇かほとんど影響せず下落しない程度と考えました。
なお、日経平均株価は前日比-203.93(-1.11%)でした。
(4668)明光ネットワークジャパン 1,426円 前日比+136円(+10.54%)
予測通り10%を超える大幅高となりました。株価はチャイナショック前の水準に近づきました。
(8127)ヤマトインターナショナル 395円 前日比-25円(-5.95%)
予測に反して6%近い大幅安となりました。ただし自社株買いの発表が前日14:00と場中だったためこの場中の上昇をした分が丸々下がっただけでした。なので事実上なんの影響もなかったと言うことになります。
自社株買い、償却と配当性向の引き上げという聞こえのよい内容なので機械的に反応したけど、よくよく内容を精査するとそれほどの影響がないと判断したということなのでしょうか。
(9837)モリト 828円 前日比-5円(-0.60%)
予測に反して小幅な下落。日経平均の下落率には勝っていますが、それにしても自社株買いを発表しているのに下落するとは思わなかった。
これから優待月を迎える中で株価上昇しないことは救いがありますが、自社株買いが株価下支え要因になり安心して保有できるという甘い考えは持てないということなんですね。
勉強になりました。
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