11/26に楽天ケンコーコムに公開買い付けを行うことを発表しました。それをうけてケンコーコムも買収に賛成する意見を公表しています。

楽天:子会社であるケンコーコム株式会社株券等(証券コード:3325)に対する公開買付けの開始に関するお知らせ(PDF)
ケンコーコム:支配株主である楽天株式会社による当社株券等に対する公開買付けに関する賛同及び応募推奨に関するお知らせ(PDF)


楽天もケンコーコムも株主優待銘柄としてこのブログでは監視対象になっています。特にケンコーコムは10万円で買える銘柄として注目してきました。


今回の買収はインターネット通信販売の分野で指導的立場にある楽天が健康食品などの販売強化のため既に子会社化していたケンコーコムを完全子会社化してさらにてこ入れしていこうというものです。

楽天は現在ケンコーコムの株式を
直接保有:3,278,766 株(保有割合 45.73%)
間接保有:748,000 株(保有割合 10.43%)
で約56%保有しています。

これを下限が753,000株、上限は制限なしで取得する方針です。下限の取得ができれば総議決権数の3分の2以上となり会社の重要事項はすべて楽天の希望通りに決定できます。下限に到達しない場合には1株も取得しないとしていますが、会社が賛成しているので創業者や取締役また主要大株主は応募してこのTOBが成功することは間違いないと思われます。

そしてすでに二段階買収の方針を明らかにしていますので、このTOBに応募しなくともTOB成立後に株式交換方式などで株式は取得され楽天の100%子会社となり、上場も廃止されます。そうなるともちろん株主優待も廃止となるでしょう。

買い付け価格:1株1,005円
買い付け期間:平成27年11月27日(金曜日)〜平成28年1月18日(月曜日)まで

上限を設けていないため、TOBに応募した株はすべて上記1,005円で買い取られます。なので今後、毎日ストップ高を繰り返して最終的に1,004〜1,005円に張り付くと思います。

今回面倒なのはTOB期間がケンコーコムの権利日12月末日を挟んでいることです。おそらく、最終の優待は実施されると思いますが、こういうケースが過去にどうであったか詳らかでないので断言できません。その後最終の総会が開催されて

株価はほぼ1,005円固定になると思うので、いつ売却しても同じなので、12月末権利を取得した後市場で売却するのが妥当かと思います。大和証券に口座があればTOBに応募してもよいと思いますが、それ以外の会社で保有している場合には移管の手数料などが無駄で無駄に長期間資金が拘束されるだけなのであまりうれしくないでしょう。

多数の株数を持っている場合には優待取得に必要な100株を残して1,005円になった後すぐに売却して資金は有効活用するのもよいと思います。 

3325



株主優待 ブログランキングへ