2015年の自分自身についても振り返っておきます。あまり他人の資産状況など読んでも参考になるようなことはないかもしれないけれど年に1回くらいはお許しください。

自分自身でもどこかにまとめて置けば後で見て参考になるかもしれないと思いましたので置いておきます。

■2015年の評価額推移

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まず、2014年末の投資評価額を100としてその後どのように推移したのかをグラフにしました。ただしここでは株式投資のみの金額として預貯金などは含めていません。

それを見ると、1月末は微減だが、その後上昇を続け7月末に一旦ピークを記録した後7月微減で8月9月と急降下。その後回復して11月に月間最高値を付け12月は微減。最終的に前年末より15.82%増で終わりました。ただしこれは途中での資金追加も含めています。5月以降断続的に資金を追加して昨年末比3.17%の追加資金があるので、純粋な評価益分は12.65ポイント。日経平均株価の9.07%増に勝つことができました。

これは日経平均株価に組み込まれるような大型株はほとんど保有せず、小型株や小売り消費関連株などを多数保有していた結果なのではないかと思います。特に8−9月の下落後の回復が日経平均はピークを回復できなかったのに対して、私の保有株では7-8月のピークを大きく上回りました。このあたりは分析していませんが、小型株・小売り・消費関連株の戻りが大きかったためではないかと想像しています。

■長期推移

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手元に記録の残っている2005年末以降の推移もグラフ化してみました。

こちらは2005年末の評価額を100として指数化。この時点で投資額(簿価)は評価額の60%程度で1.66倍以上勝っていた形で1.56倍。その後、ご承知のように日本市場は急速に下落してくのですが、適時追加投資していき2008年には投資額に比べて保有株の評価額はマイナスに下落。その後もマイナスが続き2009年に底を打ちながらも低迷を続けました。

2012年以降評価額はうなぎ登りに上昇して2015年末時点で投資額合計の1.56倍程度に戻っています。

2005年末というとホリエモンショックの直前だと思いますが、当時の投資環境は相当よかったということですね。

■投資方針

ここで書いたのは資産全体のうちの日本株式への投資分だけですが、実際には総資産の8割以上は日本株式になっているはずです。他に定期預金と投資信託がありますが、ここ数年は外債や投資信託を売却して日本株に振り返るようなことをしていました。外債は2014年には全て売却して撤退。2015年の追加分はすべて投資信託を売却した資金。

株主優待株・高配当株・J-REITを選択して多数の銘柄に分散投資。ほとんどの銘柄は単元のみ保有。優待株は年2回優待のあるもの、長期保有優遇があるもの、絶対額が高額で一度手放すと次回再購入するのが難しいかもしれないものや株価が大きく上昇する可能性があると考えている株はホールド。それ以外の株のみ資金回転させているので投資額の内の8〜9割は固定されてしまっています。

私の感覚では20万円以下が気軽に買える範囲。10万円以下、5万円以下は好業績でなくても買うことがある。企業分析などはあまり上手くないですし、売買タイミングも失敗ばかりです。優待株ばかり買っていても投資環境さえ良ければ大きく利益を上げられているのですから、普通の人でも株式投資は悪い物じゃないと思います。
 


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