2月権利のクオカード・図書カード優待のある銘柄の比較。最低必要金額と利回りを重視。

株主限定何とかとか、消費者向け製品・サービスを事業内容としている企業でなら優待商品自体の魅力で違いを出せるが、金券類の場合にはシビアに額面だけで判断されることになる。直接的に優劣を判定する基準として利回りを算出。

もちろん、個別の会社の業績や今後の株価上昇、増配余地などもあるだろうが一括して比較することはできないのでそれらは各銘柄を購入する時に安全かどうかなどを含めてじっくり見極める必要はある。その前段階のスクリーニングとして。

権利落ちや逆日歩については詳しくないので考慮対象外。



まず、いつもお世話になっているヤフーファイナンスで優待の銘柄数を調べる。ヤフーファイナンスには「随時」という銘柄が7件含まれているが一々控除して書かない。2月は3月・9月・12月に続き多い全138件

買い物券・プリペイドカードは91件あるがその会社の店舗のみで使える買い物券と汎用の金券をごっちゃにしてしまっているので探しにくい。

そこでキーワード検索で絞り込んで探す。なかには関係ない物もでるのでそれは個別に取り除く。

(クオ)8件
(3384)アークコア43,800円 クオカード1,000円 2月末日
(2300)きょくとう55,100円 クオカード1,000円 2月末日
(3280)エストラスト59,700円 クオカード2,000円 2月末日
(2778)パレモ62,100円 クオカード1,000円 2月20日
(6093)エスクロー・エージェント・ジャパン116,800円 クオカード1,000円 2月末日
(5018)MORESCO144,700円 クオカード1,000円 2月末日・8月末日
(2178)トライステージ198,300円 クオカード1,000円 2月末日・8月末日
(7427)エコートレーディング308,500円 クオカード1,000円 2月末日

(QUO)5件
(8519)ポケットカード46,500円 QUOカード800円 2月末日
(2930)北の達人コーポレーション48,900円 QUOカード1,000円分 2月末日
(9740)CSP178,400円 2月末:図書カード、8月末:QUOカード500円相当
(2918)わらべや日洋229,500円 QUOカード1,000円 2月末日
(2379)ディップ244,500円 QUOカード(2月末)500円(8月末)1,000円

(図書)2件※既出CSP
(8274)東武ストア293,000円 図書カード1,000円 2月末日・8月末日

なお、金券以外の優待があったり選択可能の場合がありますが、それらは記述していない。また、2月金券で8月他の商品の場合は2月のみの優待としている。8月金券で2月その他の商品の場合には掲載していない。

必要資金は単元金額ではなく金券を取得可能な最低金額。株数増での増額や長期優遇は考慮外。

また権利日をまたぐときだけ株を買って、権利日過ぎると売却する瞬間株主(というらしい)にとっては2月の権利1回でもらえる金券の額面だけが重要なのだろうが、ここでは年2回優待がある場合には2回分の金額で利回りを計算している。配当利回りについても同様。

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ここまでで比較した結果。株価は1/22終値。

5万円以下が3銘柄、5万円〜10万円が3銘柄。総合利回りで魅力的なのはアークコア、MORESCO、トライステージだけどそのなかではMORESCOが指数的に割安。このあたりは候補にしてもよさそう。ただ、いずれも名前も知らない会社なので検討の余地がある。

なお2月のクオカード銘柄で取得した経験があるのはCSPだけ。

なお、2016年2月の権利日は
権利日:末日
権利日(営業日):2月29日(月)
権利付き最終売買日:2月24日(水)
権利落ち日:2月25日(木)

権利日:20日
権利日(営業日):2月19日(金)
権利付き最終売買日:2月16日(火)
権利落ち日:2月17日(水)

権利日:15日
権利日(営業日):2月15日(月)
権利付き最終売買日:2月9日(火)
権利落ち日:2月10日(水)




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