イオングループの上場企業では株主優待券以外の優待を出している企業もある。いずれも2月決算なので、それらを見ておく。

そのなかでもイオンギフトカードを貰える優待はとても魅力がある。イオンのグループ各店で使える。プリペイドカードなので、お釣りはでないがチャージ金額が0円になるまで1円単位で使える。追加チャージも可能。イオンの株主優待でのキャッシュバック対象にもなる。

他にはイオンオーナーズラウンジが使えるものも複数ある。設置されている店舗(PDF)は限られているが、お茶やお菓子を頂きながら買い物の合間にくつろぐことができる。発行会社にかかわらず全国のイオンラウンジが使用可。1枚で4人グループまで同席可能。

なお、いつも通り株価と優待内容や配当金しか見ていないため、1年間ホールドしての株価の上下がどのようになるかの見通しは一切考慮していない。もちろん、権利落ちの大きさ予測や、両建てでの逆日歩予測もしない。

2016/2/5終値での比較では、このような結果になった。


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[8267]イオン

(1)株主優待カードをイオングループ各店での買い物時に提示で3%キャッシュバック。持ち株数に応じて最大7%キャッシュバック。6ヶ月毎にまとめてキャッシュバックする。他社クレジットカードなどでの支払いは対象外。WAONやイオンクレジットのカードでの支払いは対象。
(2)お客様感謝デーにはカード提示でその場で5%割引。割引後の金額からキャッシュバックもある。
(2)イオンラウンジ使用可
(3)1,000株以上になると株数に応じたイオンギフトカードも貰える。ただし、優待利回りは0.13%程度とかなり低い。

持ち株数が増えるに従って、優待利回りは悪くなるので優待族としては単元を超えて買い増すのがなかなかしにくいが、ここは細かく色々な優待を追加して買い増し意欲を維持させている。

イオングループ各社を保有する持ち株会社。

[8905]イオンモール

所有株数に応じたイオンギフトカードまたはカタログギフト。

大型商業施設を建設して運営。

[7512]イオン北海道

500株以上 「ご利用カード」を発行

株主優待券または北海道の特産品(かに・メロン・六花亭のお菓子)を所有株数に応じて貰える。

[4343]イオンファンタジー

イオンモール内のゲームコーナーなどで使える優待券(イオンの買い物優待とは違うので注意)またはお米が貰える。1,000株所有で胡蝶蘭が選択可能になるが、胡蝶蘭がもらえる優待はさすがにここだけだと思う。

イオンモールなどのアミューズメント施設などを運営。

[9787]イオンディライト

所有株数に応じて、イオンギフトカードまたはイオンの特選商品が貰える。

イオンモールなどの建物のメンテナンス・警備・消耗品供給・自販機運営などを手がける。

[2653]イオン九州

イオンラウンジ使用可の株主カードをいただけます。また、株主優待券または九州の特産品(巨峰・明太子など)を所有株数に応じて貰える。最大500枚はさすがに個人では使い切れないと思うけど。

※追記2016/9/23:優待制度変更。株主優待券・株主カードについては変更なし。九州の特産品に変えてネットポイントまたはイオンギフトカードとなる。ネットポイントはネット通販サイトAE STOREで使える(PDF)。

イオンディライト以外は20万円以下で買えるので比較的手を出しやすい。ただ配当利回りも優待利回りも低いのが難点。

なお、イオングループの上場企業としては他に[8570]イオンフィナンシャルサービスがあるがここは優待を出していない。

個人的に取得経験ありは、イオンとイオンディライト。


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