5/21に吉野家ホールディングスから株主優待券が届きました。株主総会決議通知同封、普通郵便。

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300円券10枚綴り1冊で3,000円分で、吉野家・はなまるうどん・京樽・ステーキどんなど吉野家グループの各店で使用できます。有効期限は平成29年5月31日と約1年後。
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店舗で使わない人などは未使用の全券を返送することで自社商品詰め合わせセット(牛丼の具4食、焼き鳥丼の具3食)と交換してもらえます。交換期限は平成28年6月10日消印有効。期間が短いので商品詰め合わせ希望の場合には急ぐ必要があります。
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売上は増収となったが、原材料費の高騰や人件費の増加などで利益は減少。さらに消費増税に対応した値上げ後の逆数減が回復していない。ベジ丼や朝食メニューの改定など健康メニューの導入で売上増を図っている……らしいが本当に吉野家で健康メニュー食べたい客がそんなにいるものなのかな。

株主通信では「はなまるうどん」を特集。なんとか吉野家業態以外の柱を樹立したいのだが、なかなか成長しない。同様に健康メニューの導入を進めているようだが、どうなんだろうか?外食には健康も大事だがそれ以上に楽しさ珍しさ美味しさなど驚きが第一にあって、なおかつ健康であればよいと二番目三番目の要因なのじゃにかと思う。丸亀製麺が受けているのは独創的で話題にしたいメニューを次々出しているのも大きいのではないか。同じような時期に讃岐うどんブームに乗って拡大したはなまるうどんが2016年2月末時点で375店舗、丸亀製麺は2016年3月末で780店舗と倍以上引き離されている。3年後に500店舗を目指すとか言っている場合なのだろうか。牛肉一辺倒ではダメだという失敗からの多角化なのだが、吉野家以外では未だ成功しているとは言えずこの経営陣で大丈夫なのかと心配にはなる。新しいことに手を出すたびに利益が流出して逆効果にも見える。豚丼などの吉野家内での多角化のほうがよっぽど成功しているのじゃないのかな?

年2回あるので優待利回りは4.31%とかなり高く吉野家を普段から利用するのであれば是非取得したい銘柄。ちなみに牛丼は普段380円なので、優待券1枚+現金80円。豚丼や旨辛カレーは330円なので優待券1枚+現金30円で利用可能。



株価:1,391円(5/24)
単元株数:100株
必要資金:139,100円
配当予測:20円(1.44%)
PER:46.80倍
PBR:1.56倍
権利確定月:2月末日・8月末日

売上高:2016年2月期実績/1,857億円
経常利益:2016年2月期実績/23億円
総資産:期末実績/1,112億円
時価総額:905億円

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株主優待の内容

300円サービス券

100株以上10枚
1,000株以上20枚
2,000株以上40枚