三井製糖[2109]が株主優待制度の変更を発表しました(PDF)。
※当初公開時の記事内容は10/1の株式併合に関する知識が足りませんでした。その分を考慮して記述を補足しました。

三井製糖の株式は東証一部上場していてその単元は100株であるが、株主優待は1,000株以上一律3,000円相当の自社製品となっていた。株価は10/31終値で2,367円で優待をもらうためには、2百万円以上必要となり零細投資家には高値の花であった

それが100株以上と基準を引き下げた。購入に必要な資金は23万円強。しかももらえる商品の金額はそのまま。超太っ腹な制度変更である。そして1,000株以上は3,000円相当の商品はそのままで2,000円相当の金券が追加される。優待大拡充

変更前変更前利回り変更後変更後利回り
100株未満なし なし 
100株以上1,000株未満なし0.00%3,000円相当の自社商品1.27%
1,000株以上3,000円相当の自社商品0.13%上記に加え2,000円相当の金券0.21%



1,000株の変更前優待利回りはわずか0.13%であったのが変更後は0.21%に改善される。変更後の100株では優待利回り1.27%と見られるものになった。

なお、三井製糖は9月末日保有株主に対して、10月1日付けで5株を1株に併合しました。なので、2016年3月の権利時点では2百万円は必要なくて、その5分の1の約40万円でした。つまり2016年3月に権利をとりそのまま保有を続けている株主は現在200株保有。2017年3月株主は2016年3月株主の約半分の資金で権利が取得でき、優待利回りは倍になっている計算です。

変更は次回の平成29年3月31日権利からで、年1回。

三井製糖はどこのスーパーでもみかけるスプーン印の砂糖を始め著名な製品が多い。急成長は期待できないが、極めて安定した業績と割安な株価指標そして株価変動もそれほど大きくない。

場中の発表で、発表後株価は3.15%の急落。これまで1,000株保有であった人が、100株に減らすと考えてその分の下落だと思います。が、100株で取りやすくなったため購入する人も多いと思います。1,000株を100株に減らす人と、新規に参入する人のどちらが多いかです。

名門企業だけに売却分を相殺する位には買いが入るのではないかなと思います。配当利回りは2.96%と成熟企業らしいよさ。ROE 11.1%とこちらも優良。


株価:2,367円(10/31)
単元株数:100株(変更後)
必要資金:236,700円(変更後)
配当予測:70円(2.96%)
PER:8.32倍
PBR:0.88倍
権利確定月:3月末日

売上高:2016年3月期/1,013億円【前年度比+5.4%】
経常利益:2016年3月期/127億円(経常利益率12.5%)【前年度比+34.4%
総資産:期末実績/1,205億円
時価総額:670億円

2109