2016年も終わりを迎えたのを機に今年がどんな歳だったのか相場を振り返ります。ちなみに2015年の振り返りもやった。


■日経平均株価(ヤフーファイナンス

2015年終値19,033.71円
2016年始値18,818.58円
2016年終値19,114.37円
年初来高値:19,592.90円(2016年12月21日)  
年初来安値:14,864.01円(2016年6月24日)

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日付始値高値安値終値
2016年12月18,535.2419,592.918,227.3919,114.37
2016年11月17,380.5418,482.9416,111.8118,308.48
2016年10月16,566.0317,461.0316,554.8317,425.02
2016年9月16,885.1617,156.3616,285.4116,449.84
2016年8月16,415.3116,943.6715,921.0416,887.4
2016年7月15,698.0216,938.9615,106.5216,569.27
2016年6月17,097.2217,145.9514,864.0115,575.92
2016年5月16,357.117,251.3615,975.4717,234.98
2016年4月16,719.5617,613.5615,471.816,666.05
2016年3月16,01317,291.3515,857.3716,758.67
2016年2月17,699.617,905.3714,865.7716,026.76
2016年1月18,818.5818,951.1216,017.2617,518.3
2015年12月19,799.0820,012.418,562.5119,033.71


今年は年始市場が空けてから6日連続で下落。その後も1日上げて3日下げ、1日上げて2日下げ。と波乱の幕開け。その後、一時回復するもマイナス金利導入で下げ、回復した後日銀短観3月調査結果が悪く下げ、持ち直したあとBREXITで下げとなかなか1万7千円を超えて上昇できない日々が続いた。が、アメリカ大統領選挙でトランプ氏の当選が確実になると一気に上昇して最終的には2015年末比で +0.42% と僅かながらプラスで終えることができた。5年連続の上昇なんだとか。

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■TOPIX東証株価指数(ヤフーファイナンス

2015年終値1,547.3ポイント
2016年始値1,532.53ポイント
2016年終値1,518.61ポイント
年初来高値:1,558.75ポイント(2016年12月21日) 
年初来安値:1,192.80ポイント(2016年6月24日)

TOPIX

TOPIXも概ね日経平均株価と同じような動きをしたが、最後に伸びきれず昨年末比マイナス1.85%で終わった。NT倍率は12.30倍から12.58倍と格差が広がってしまった。

日付始値高値安値終値
2016年12月1,486.081,558.751,462.071,518.61
2016年11月1,391.971,473.021,287.391,469.43
2016年10月1,332.141,393.441,329.061,393.02
2016年9月1,330.771,357.411,296.391,322.78
2016年8月1,308.31,3311,262.861,329.54
2016年7月1,254.871,347.241,209.881,322.74
2016年6月1,369.961,374.371,192.81,245.82
2016年5月1,316.571,380.881,289.011,379.8
2016年4月1,343.241,412.981,250.771,340.55
2016年3月1,295.161,384.351,284.51,347.2
2016年2月1,448.041,463.791,193.851,297.85
2016年1月1,532.531,544.731,301.491,432.07
2015年12月1,585.521,607.271,502.551,547.3




■円/ドル(ヤフーファイナンス

2016年始値120.30円/ドル
2016年終値116.53円/ドル

USDJPY

1ドル120円から始まった為替はずっとゆるやかな円高で進行。が、ほぼ100円で踏みとどまり、米大統領選後に円安に戻したが、昨年末の水準までは戻らなかった。

日付始値高値安値終値
2016年12月114.440000118.660000112.840000116.530000
2016年11月104.810000114.530000101.150000114.440000
2016年10月101.620000105.530000101.540000104.810000
2016年9月103.410000104.310000100.070000101.330000
2016年8月102.050000103.53000099.530000103.420000
2016年7月103.250000107.470000100.020000102.050000
2016年6月110.680000110.81000099.080000103.250000
2016年5月106.270000111.430000105.520000110.680000
2016年4月112.560000112.580000106.270000106.350000
2016年3月112.670000114.550000110.650000112.560000
2016年2月121.100000121.470000110.980000112.660000
2016年1月120.300000121.680000115.960000121.030000
2015年12月123.080000123.660000119.980000120.300000



■新発10年国債利回り(日本相互証券  

2015年 12月 29日  終値: 0.270%
2016年 12月 29日  終値: 0.035%

マイナス金利導入の影響で利回りは大幅に低下した。新発債利回りも長期間マイナス。大手都市銀行の普通預金金利も0.02%から0.001%へと低下。

事実上金利が付かないのだから、もう個人客にも当座預金口座を解放して全額保護対象にしたほうが安心して銀行にお金を預けられるんじゃないかと思う。

過去1年
新発10年国際1年間

過去10年
新発10年国際10年間


2015年12月30日 17,603.87ドル
2016年12月29日 19,762.60ドル

NYダウ


NYダウは年初の世界同時株安の後2月頃から上昇に転じ、1,8000ドル付近で停滞するも大統領選挙後に再び上昇を開始して、前年末比12.3%も上昇して終わった。

■原油価格(世界経済のネタ帳

NY原油53.77 USドル/バレル(日経新聞

日本のエネルギー源の主力である原油価格は昨年末比では1.45倍の上昇となった。なんとなくNYダウのチャートに似ている。

NY 金(1トロイオンス=ドル)1,156.4▲+17.229日終値
東京 金(1グラム=円)4,351▲+54日16:59
(1トン=ドル)5,487.00▼-58.0029日終値
NY原油(1バレル=ドル)53.77▼-0.2929日終値
ドバイ原油 現物、FOB(1バレル=ドル)--------
トウモロコシ(1ブッシェル=セント)349.75▲+1.5029日終値


過去1年間
原油1年


過去5年間
原油5年

過去35年間
原油35年

チャート広場:WTI

楽天証券:WTI

■金価格(三菱マテリアル

2016年12月27日 発表 小売価格(税込み)4,666円/g

金相場はわずかにほぼ横ばい。

過去1年間
金1年


過去5年間
金5年


 

■コーヒー価格(世界経済のネタ帳

アラビカ種 2016/11(月間の平均価格) 185.13 USセント/ポンド
米国コーヒー 先物 取引 - 3月 2017 138.10 USD(Investing.com

私が多く所有しているコーヒー関連企業にとってはコーヒー相場は業績への影響が大きい、2014年は高値で推移し2015年は落ち着いていた相場だが、2016年は上昇相場へと転じた。関連記事を読むと本年のコーヒー豆の収穫は順調で在庫は豊富だが、2017年が不作の予想となっておりそのため先物から上昇してきていて現物も値上がりしているようだ。日本ではスタバから始まり、コンビニカウンターコーヒーで市場規模が拡大しているが、世界的もに需要が増加しておりその影響も大きいようだ。

ただ12月は下落している。コーヒー相場はまだこのサイトが一番いいというのが見つかっていないので直接の比較は難しい。

過去1年間
コーヒー1年


過去5年間
コーヒー5年


過去35年間
コーヒー35年






■百貨店売上高(日本百貨店協会

平成28年11月 全国百貨店売上高概況
1.売上高総額 5,257億円余
2.前年同月比 -2.4%(店舗数調整後/9か月連続マイナス)

消費も低調。

■経済成長率(内閣府

四半期GDP成長率2016年7-9月期前期比実質 0.3%
四半期GDP実額2016年7-9月期実質 523.0兆円

相変わらずよくならない。日本の経済状況を全般を表す指標やその速報値として何を見ればいいのかは未だよくわかっていない。


■消費者物価指数(内閣府)

(1)  総合指数は2015年(平成27年)を100として100.4
    前月と同水準  前年同月比は0.5%の上昇
(2)  生鮮食品を除く総合指数は99.8
    前月と同水準  前年同月比は0.4%の下落
(3)  食料(酒類を除く)及びエネルギーを除く総合指数は100.5
    前月比は0.1%の下落  前年同月比は0.1%の上昇

日銀の目標値は年率2%。まだはるか遠い。



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