3月・9月権利のヴィア・ホールディングス[7918]が株主優待制度の変更を発表しました(PDF)。


変更点は3つ
・会計(税込)1,000円毎に500円割引を行なう割引券に変更。
・優待券枚数を2倍に
・使用期限を1年から半年に短縮

ヴィアHDは株主優待券としてはまさに完璧な理想的優待制度を持っていた超優良優待株。
・優待券はお釣りは出ないながら額面以内であれば使用制限なく使えた。使用枚数の制限もなし。(一部利用不可の店舗あり)
・店舗での食事、持ち帰り両方に使用可能。
・1枚の額面500円と使用しやすい。
・年2回
・有効期間1年
・1単元約10万円で購入可能
・保有株数に応じて優待枚数が増えるがそのきざみが100株きざみで1,000株まであり少しずつ買い増し可能。
・保有株数が増えてももらえる優待券額面が比例して増えるので優待利回りは低下しない。
・店舗で利用できない場合には優待券を返送することで商品と引換可能。
・引換可能な商品が多様なものから選択可能。
・引換は一部の券のみ引換など自分で枚数を決められる。

それだけに今回の変更はショックです。額面が倍増していることから、ヴィアHD傘下の店舗を普段から利用している顧客株主にとっては大幅な優待拡充になる可能性もあります。実際、優待券と引換にもらえるカレンダーには合計するとかなりの金額になる割引券が付属していて人気があっことから恩恵を受ける人達はかなりの数いるはず。

会社としても株主による店舗利用の頻度金額が増え現金収入も増加するので、優待券を販売促進の一部として利用できるメリットが重なりWin-Winの制度変更。

ただ、私のように普段は利用しないけど優待券があるから利用して食事をしようとか、プリンをもらおうとかいう人には必ず現金持ち出しが発生するのでデメリットでしかない。

なおこの制度変更は平成30年3月末日権利から適用で、次の権利日である平成29年9月末日については従来通り。ただし優待券の有効期間のみ半年に短縮予定。商品との交換については現在検討中でどのような商品でどのような交換方法で対応するかは未定。

2017年3月期は減益ながら、来期配当金は5円から7.5円へ増配予定。前期までで過去の負の遺産と決別して利益の出せる体質に変わったことがきっかけなのだろう。今後はM&Aなどによる事業の拡大、店舗網の積極的拡大、さらに財務体質の改善につとめさらなる高利益体質の企業へと成長する計画。

私としてはメリットがなくなったので売却する予定なのだが、一応9月末までは保有しようかと考えている。ただし株価動向次第では早々に撤退することになるかもしれない。

明日の株価はどうかなあ?マイナスと感じる人とプラスと感じる人の差次第だと思うけど業績や増配予定などもあるので多少下落すると思うけど、そんなに大きく暴落することはないと思うんだけど、よくわからない。

株主優待ランキング


ヤフーファイナンス[7918]
株価:1,116円(5/12)
単元株数:100株
必要資金:111,600円
配当予測:5円(0.45%)
PER:116.25倍
PBR:5.12倍
権利確定月:3月末日・9月末日

23

※追記:発表のあった翌営業日にあたる5/15の株価は予想を大きくはずれて値下がり率が東証一部で4位の-11.74%(-131円)で985円となってしまった。株主優待ブログなどで割引券つきのカレンダーが人気だったのを見て、優待利用者の多くはヴィアのお店の利用者が多く、現状の無料券の金額では不足しているから割引券に変わっても売る人はそんなに多くないだろうと考えたのが間違えだった。私同様の無料だから使っている人が多かったと言うことか。前場は安値963円もあり970円以下に張り付いていたので、諦めて売却した。後場少し持ち直している。一応、次の9月権利は現行制度の優待なので株価推移などを見て参入する可能性はある。
52

パステルしか利用したことがないのだが、居酒屋業態などアルコールを伴うお店で利用する場合、割引券は十分利用価値があるはずだと考えた。低価格の居酒屋なら1回1人2千円〜3千円くらいの予算は必要。普通は2〜4人程度で利用するだろうから、1回の利用で6千円以上は使う。つまり100株半期の優待5,000円相当なら2回の利用でなくなる計算。月1回使えば3万6千円。400株くらいもっていて制度変更はプラスの効果があると見込んでいた。すべて自分では使わない人による皮算用だったわけだ。

わずかだが、優待改悪に乗って空売りを仕掛けた人が大勢いたという可能性がないことはない。が、多分ないだろうなあ。