6月は1年間を通して最も株主総会が多い月。ということで、連日多くの株主総会招集通知書が届いています。これだけ数が多いと、どれに議決権行使したのか、また出席予定の通知書はどれか管理が大変です。ということで、今回はその管理方法。

と言っても極めて安直な方法です。

連日数通づつ届く封書ですが、必ず受け取ったその日に開封します。そして内容を確認。この時
・配当金計算書
・「配当金振込先ご確認」の案内
が入っている場合があるのでそれは分けて保管します。

私は配当金は銀行振込にしているので上記2通が入っていますが、他の方法を選択している場合には封入物が違っていることがあるかもしれません。特に配当金計算書は重要で来年確定申告をする場合に提出する必要があるかもしれないので必ず大事に保管します。


また場合によっては株主優待の案内なども同封されていることがあるので要注意。申込期限もあるのでこれを怠ると折角権利を取ったのに優待を受け取れないなんてこともある。申込書等は別に分けてその場で申込可能なものはすぐに処理してしまう。できないものは、別途TODO箱に入れる。

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そして議決権行使書と事業報告書等の冊子を確認。封筒の表面に株主総会の日時と最寄り駅名を書き込む。この封筒に日時を書き込む方法はあるあるみたいで、前にある株主総会会場に行ったときに隣の席の株主さんの持っている封筒の表面に書かれているのを見たことがある。

そして、BOXティシューの箱を利用した封筒保管ケースに総会開催日の順に並べる。ここで出席する可能性のある会社の封筒には短冊を刺す。こんな状態になる。
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私は地方都市在住なので6月と言えども4〜5社程度しかないのでこの方法になるが、東京近郊で多く出席可能な方は別の箱に入れて管理するなどが必要かもしれない。

あとは開催日の近い順にできるだけ毎日数社の冊子に目を通して議決権行使書に賛否を記入して個人情報保護シールを貼って翌日投函できるようにする。毎日1社だけでも処理していかないと夏休みの宿題のように貯まってしまって破綻するので最低でも1社は処理します。

優待貰えば他には興味ないという人もいるかもしれないけど、配当金受領と議決権行使は株主の大事な権利ですから行使しましょう。

事業報告書はその会社の1年の事業活動や将来どうなろうとしているのかがわかる書類。大株主の状況やどんな役員がいるのか、事業所や子会社はどうなのかなども書かれている。年に1回位は会社のことを知ったほうがいい。

事業報告書は大抵
・日本経済(グローバル企業なら世界経済)の概況
・その会社の所属する事業分野の概況
・その会社の1年間の成績
・セグメント別の成績
が書かれている。最初のふたつだけでも読めば日本経済はどういう現状なのか、その業界の現状はどうなのかなどがわかり勉強になる。

出席する可能性のある会社の場合には行使書は発送しないで手元に置いておくが、都合で行かないかもしれないのでインターネット投票が可能ならネット投票する。

行使書を発送またはネット投票が終わったら封筒の表面に処理済みのマークを赤で書き込む。そして箱に戻す。

現時点では処理済みの箱と未処理の箱に分けているが、もう少し数が増えたら別の栞を導入してその前後で処理済み、未処理を分けることになる。

正直、この方法は原始的で工夫も少ないのでもっと良い方法があれば知りたいなあと思うので、他の人の整理方法も見てみたい。

株主総会招集通知書は総会開催日の2週間前までに発送しなければならないと法律で決まっているので、来週末くらいには全て出そろうはず。

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