J-REITのひとつ[8977]阪急リートの運用状況報告会に出席してきました。初参加。


日時:2017年9月22日10時30分〜
場所:ホテル阪急インターナショナル 6階・瑞鳥

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ほぼ満席状態。机上に説明資料(PDF)、アンケート、ボールペン、コップ入りの冷水(蓋付き)。お土産はなし。



関西圏中心・オフィス&商業中心。阪急阪神ホールディングスがスポンサー。スライドと資料を使った説明が40分。質疑応答30分。予定より10分オーバー。終了後IR担当者と個別に質問できる時間を設けるとのことだった。

主なトピックス
・新規2物件を取得。KOHYO小野原店、オアシスタウン伊丹鴻池。
・天王州アイルの稼働率88.1%に
・ホテルグレイスリー田町の賃料減額訴訟は和解。
・2020年度をめどに2,000億円規模を目指す。
・日銀が大量保有報告書(5%保有)を提出した。

全体Q&A
Q:外国人・個人の投資主数推移?
A:個人は2年で2千人程度減少、株価上昇し利確したのではないか。外国人は横ばいだが、IR活動を活発化しているが資産規模が小さいのがネックになっている。
Q:賃料の改定状況?
A:詳しくは決算発表の資料。新規契約分は上昇しているが、リーマンショック以前に契約した分の改定時には減額改定になっている。大阪は横ばい。

Q:住宅への投資?
A:スポンサーは賃貸住宅の経験が薄い。今後も考えていない。
Q:景気後退期の対策は?
A:借入金の時期分散。都市型商業施設と地域密着型商業施設が補完関係にある。

Q:天王州?
A:2013年13フロアの大口が退去した。当時は震災後で沿海部の人気が低く賃料も1万円程度だった。その金額では損失が大きいので1.5万円水準での入居者を募集しここまで時間がかかった。今後は1万円台後半で残りのフロアへのリーシングを行う。

Q:和解の内容
A:3年前に23%の減額要求があったが、合理的理由がないと拒否。その後7%の増額改定の反訴。和解案は7%程度の減額であったが、今後訴訟を継続しても当社要求が満額で認められる可能性は低い。この額であれば今期の分配金を減らさずに対応可能なので和解に応じることにした。


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