昨年もやった1年間の市場振り返り企画。

まず年末大納会のニュースから。


大納会は株高とはならず小幅安。日経平均は2万円台に乗せて終えたが、最後は腕力で押し上げたような動きにも見え、前日の大幅高でセンチメントが改善したというほどの動きではなかった。とは言え、3日連続の陽線、週足でも陽線となっており、最悪期は脱した感がある。


2018年の年間騰落率を見ると、日経平均が-12.1%(約2750円の下落)、TOPIXが-17.8%、2部指数が-14.3%、マザーズ指数が-34.1%、ジャスダック平均が-18.7%と、株式は惨敗となった。REIT指数が+6.7%とプラスを確保。


18年は大変厳しい相場環境になりました。大発会から大発会でいきなり+741.39円と爆発的な上げ、年明け後三連騰で千円以上あげ一時2万4千円台に乗せる好発進。ところが、2月は月初めに2千円以上下げる。米利上げ観測が高まったのが主因。3月は下旬に千円近い下落、米中貿易戦争の恐れが高まった。そしてその後は年末までは常に米中関係の悪化懸念のイベントで急落、関係改善への期待で株価回復と米中関係に振り回される年となった。年末の12月も後半になって下落を続け、12月25日クリスマス当日に1,000円超の下落。最終的に2万円台に戻すことはできたが、1年間で2,750.17円下げることとなった。

2017年はビットコインをはじめとする仮想通貨がブームとなり2018年は仮想通貨の年となると思われたが、1月にコインチェック社からNEM(XEM)の流出事件で相場が急落しブームはしぼんでしまった。


■日経平均株価ヤフーファイナンス

2017年終値22,764.94円
2018年始値23,073.73円
2018年終値20,014.77
年初来高値:24,448.07(2018年10月2日) 
年初来安値:18,948.58(2018年12月26日)

日経平均株価


日付始値高値安値終値
2018年12月22,629.3922,698.7918,948.5820,014.77
2018年11月21,906.4122,583.4321,243.3822,351.06
2018年10月24,173.3724,448.0720,971.9321,920.46
2018年9月22,819.1724,286.122,172.924,120.04
2018年8月22,642.1823,032.1721,851.3222,865.15
2018年7月22,233.822,949.3221,462.9522,553.72
2018年6月22,126.2523,011.5722,038.422,304.51
2018年5月22,453.4223,050.3921,931.6522,201.82
2018年4月21,441.5722,495.5621,056.0222,467.87
2018年3月21,901.1321,971.1620,347.4921,454.3
2018年2月23,276.123,492.7720,950.1522,068.24
2018年1月23,073.7324,129.3423,065.223,098.29
2017年12月22,916.9322,994.3322,119.2122,764.94


年初を除き、相場環境は悪い気がしていたのだが、ほぼ2万1千〜2万2千円台を維持しておりちょっと印象と違った。ただ12月末の下落で一時2万円割れもあり年間ではマイナス。年初来高値は10月2日で2万4千円台。

日経平均株価5年

■TOPIX東証株価指数ヤフーファイナンス

2017年終値1,817.56ポイント
2018年始値1,841.2ポイント
2018年終値1,494.09ポイント
年初来高値:1,911.31(2018年1月23日)
年初来安値:1,408.89(2018年12月26日)

TOPIX


日付始値高値安値終値
2018年12月1,687.771,696.141,408.891,494.09
2018年11月1,647.11,687.681,598.541,667.45
2018年10月1,814.051,838.31,581.561,646.12
2018年9月1,730.771,828.231,673.921,817.25
2018年8月1,762.921,774.341,667.951,735.35
2018年7月1,725.551,775.761,671.951,753.29
2018年6月1,742.651,802.941,711.751,730.89
2018年5月1,774.361,819.741,731.281,747.45
2018年4月1,716.321,780.381,6871,777.23
2018年3月1,754.431,754.531,645.161,716.3
2018年2月1,849.531,870.941,691.651,768.24
2018年1月1,841.21,911.311,836.681,836.71
2017年12月1,804.81,833.281,761.181,817.56


TOPIXの傾向はややことなる。1月に上昇したのは日経平均同様だが、その後は下落傾向。急落や上昇のタイミングは同じだが、TOPIXでは10月の上昇がそれほど大きくなく年初来高値は1月23日。年間の下落率も日経平均より5%ポイントも下回った。一部の主力株のみが上昇して全体的には下落傾向にあったということなのかもしれない。NT倍率は12.53倍から13.39倍に拡大した。

■J-REITSBI証券


東証リート指数は、東京証券取引所に上場している不動産投資信託(=REIT)全銘柄を対象にした指数。時価総額で加重平均されるように設計されているらしい。

2017年終値:1,666.67ポイント
2018年終値:1,774.06ポイント

年間の騰落率は+6.44%。年間通じて一貫して上昇。TOPIX等と違い大きな下落相場がなく比較的いい相場だったと思う。2017年は毎月分配型投資信託の解約による売りに苦しめられた年だったが、どうやら山場は超えたようだ。が、年末の下げはちょっと痛い。

reit1


■円/ドルヤフーファイナンス

2017年終値112.67円/ドル
2018年始値112.65円/ドル
2018年終値110.26円/ドル(12/29 14:42時点)


USDJPY

日付始値高値安値終値
2018年12月113.460000113.850000109.990000110.260000
2018年11月112.930000114.200000112.290000113.460000
2018年10月113.680000114.540000111.360000112.930000
2018年9月111.070000113.700000110.370000113.680000
2018年8月111.860000112.140000109.760000111.020000
2018年7月110.670000113.160000110.260000111.860000
2018年6月108.800000110.930000108.700000110.660000
2018年5月109.330000111.390000108.100000108.810000
2018年4月106.240000109.530000105.640000109.330000
2018年3月106.660000107.290000104.550000106.260000
2018年2月109.180000110.470000105.520000106.670000
2018年1月112.650000113.380000108.270000109.170000
2017年12月112.520000113.740000111.410000112.670000

年初から3月までは少しずつ円高に振れ3月中旬に高値をつけた後は緩やかに円安に振れ一時は昨年より円安のこともあったが、12月下旬に再度円高方向に。国際情勢の変動に影響されるのだが、情勢悪化で円高になるのはどうしても感覚的に逆に感じられいまだに納得できない。

■新発10年国債利回り日本相互証券)  

2015年 12月 29日  終値: 0.270%
2016年 12月 29日  終値: 0.035%
2017年 12月 28日  終値: 0.050%
2018年 12月 27日  終値: 0.020

依然として超低金利が続く。大手都市銀行の普通預金金利は0.001%に張り付いたまま。スーパー定期10年物でも年0.010%という異常な状態はいつまで続くのだろうか。

過去1年
国債1年

過去10年
国債10年


2016年12月29日 19,762.60ドル
2017年12月28日 24,837.51ドル
2017年12月29日 23,062.40ドル

NYダウは24,000ドル〜26,000ドルの間で推移していたが、年末に大幅下落して年足陰線。

NY


■コモディティ価格楽天証券日本経済新聞

商品現在値騰落  
NY 金(1トロイオンス=ドル)1,279.9▲+2.528日終値
東京 金(1グラム=円)4,526▼-174日18:21
銅(1トン=ドル)5,997.00▲+10.5028日終値
NY原油(1バレル=ドル)45.12▲+0.5128日16:59
ドバイ原油 現物、FOB(1バレル=ドル)52.80▼-0.6028日午後
トウモロコシ(1ブッシェル=セント)375.50▲+1.0028日終値

原油価格は10月までは上昇を続け1バレル70ドル台へ。その後下落に転じて、年末には45ドルと下落ピッチが速い。

過去1年間
WTI

過去10年間
analytic



チャート広場:WTI

■金価格三菱マテリアル

2016年12月27日 発表 店頭小売価格(税込み)4,666円/g
2017年12月27日 発表 店頭小売価格(税込み)5,095円/g
2018年12月27日 発表 店頭小売価格(税込み)4,937円/g

金相場はわずかに下落。マイナス3.11%。

過去1年間
gold-m1-12m


■コーヒー価格Investing.com

アラビカ種 2016/11(月間の平均価格) 185.13 USセント/ポンド
米国コーヒー 先物 取引 - 3月 2018 124.92 USD 12/29 18:18
米国コーヒー先物 取引 - 3月 2019 101.00 USD 12/29 16:12

10月に大きく動くことがあったが、それを除けば安定。コーヒー関連株を多数保有しているので豆の価格変動はそれら企業の業績に影響するので気になる。

過去1年間
Coffee5


過去5年間
Coffee1



■百貨店売上高日本百貨店協会

平成30年11月 全国百貨店売上高概況
1.売上高総額 5,304億円余
2.前年同月比 -0.6%(店舗数調整後/2か月ぶりマイナス)
3.調査対象百貨店 79社 219店 (平成30年10月対比±0店)
4.総店舗面積 5,495,720㎡ (前年同月比:-3.4%)
5.総従業員数 68,301人 (前年同月比:-4.5%)
6.3か月移動平均値 4-6 月 0.6%、5-7 月 -1.9%、6-8 月 -1.3%、
(店舗数調整後) 7-9 月 -3.4%、8-10 月 -0.4%、9-11 月 -0.6%

「顧客別では、国内市場(シェア94.8%/1.1%減)はマイナスしたが、インバウンドは277億円(シェア5.2%/9.6%増)と24か月連続でプラスすると共に、1月〜11月累計で初めて3,000億円を超え(3,094 億円/前年同期比27.8%増)年間記録としての過去最高を更新した」とインバウンドの強さが続いた。暖冬の影響でコートなど冬物衣料品が低調、鍋関連も伸びていない。地区別では大都市圏が前年度プラスだが、地方では減少した。


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