2018年の個人投資成績についての振り返り企画。昨年のものはこちら。

株主優待侍「2017年の資産評価推移


■2018年の評価額推移


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2017年末の投資資産評価額を100%としてその後どのように推移したのかをグラフ化。株式投資のみの金額。




折れ線グラフは評価額の推移。棒グラフは追加投入額も含めた2017年末比。今年もほとんど追加資金の投入はなかったのだが、必要があって一時資金を出して再投入している。最終的に微増。

また、評価額の変化(前月比)のみを示す図も別に作成。
※( 当月末の評価額 - 前月末の評価額 - 当月中の追加元本 ) ÷ 前月末評価額

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1月〜3月は毎月資産が減少。1月・2月は毎月全資産の約2%が失われた。4月に急回復して5・6月もプラスで、6月末には前年末比プラスになっていた。今年は1年間ずっとマイナスだと思っていたのでこれは意外。日経平均株価は4月以降は安定していたが、私の持株はこの後下落を開始する。

評価額の増減幅は年後半の方が大きく、しかも月を追うごとに振れ幅が大きくなる。9月と11月がプラスでそれ以外がマイナス。結果、最終的に前年末比で-12.38%と大幅な下落となってしまった。

2016年は日経平均+0.42%に対して、個人資産評価額5.2%増、
2017年は日経平均の+9.07%に対して、個人資産評価額12.65%増
2018年は日経平均の-12.1%に対して、個人資産評価額12.38%減

ここにきて大幅マイナス。昨年のプラスをほぼ帳消しにしてしまった。下落率も日経平均に僅かだが負けてしまった。が、TOPIXの-17.8%には勝てた。TOPIXと日経平均にこれだけ差が出たのはどんな理由があるのだろうか?

■長期推移


手元に記録の残っている2005年末以降の推移もグラフ化。

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こちらは2005年末の評価額を100として指数化。この時点で投資額(簿価)は評価額の60%程度。その後、日本株は急速に下落してくのだが、適時追加投資していき2008年には投資額に比べて保有株の評価額はマイナスに下落。その後もマイナスが続き2009年に底を打ちながらも低迷を続けた。

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2012年以降評価額はうなぎ登りに上昇して2017年末時点で投資額合計の2倍近くにまで成長。それがよくわかるように「資産評価額÷投資元本」の比率をグラフにしてみた。2008年から2012年までは元本割れが続いていまるが、その後は上昇を続けて2017年末にはほぼ投下資本の2倍となった。が、2018年は一転マイナス。それでも2016年末の評価額と比べて若干のプラスが残った。2019年はこの2016年末よりは上を維持できればいいなあ。

■配当金


2017年中に受け取った株式等からの税引き後配当金を2017年末の資産評価額で割ると1.46%となった。対投資元本では2.83%。

2018年11月時点での東証一部上場企業の平均配当利回りは1.77%。税引き前のはずなので、1.42%。なのでほぼ同等。無配企業は原則購入しない。優待株以外は高配当株を選択し、事業会社に比べて高利回りのJ-REITも一定割合持っているのにこの成績はちょっと悪い。


今後、配当利回り重視に投資を変更しようかと思っている。これまでは優待がよければ配当利回り低くても気にしてこなかったが、徐々に利回りを上げることを考えたい。

■優待


2018年に受け取った株主優待の数を数えるのはあきらめてしまった。が、権利取得数は毎月数えていたかいあって知ることができる。171銘柄

権利月取得銘柄数備考
1月4 
2月26 
3月35 
4月5 
5月6 
6月15QUOカード 6、食事券 5、食品、飲料 2、その他 2
7月4 
8月20 
9月18初取得が4銘柄。QUOカード7銘柄、コーヒー2銘柄、食事券2銘柄
10月4 
11月8初取得2銘柄。QUOカード3銘柄、ジェフグルメカード1銘柄、食品1銘柄、その他自社商品3銘柄。
12月26初取得7銘柄。QUOカード9銘柄、ギフトカード1銘柄、食事券5銘柄、清涼飲料4銘柄等、その他自社商品・自社サービス等7銘柄。
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ちょっと自分には多すぎたみたいで、管理できない。申込〆切のある商品選択ものはどれで何をもらうか忙しいし、中にも何を目的に買ったのか思い出せないものもある。初めての銘柄で権利落ちで損したり、買ってからの株価下落、その上欲しいものがない商品選択では何のために買っているのかわからない。もう少し考えた方がいい。


■資産配分


私のポートフォリオはほぼ全力日本株一点投資となっている。使用している証券会社ではJ-REITは日本株扱いなので、正確な評価額はわからないのだが、一応概算で保有比率を出した。日本株84%、J-REIT 16%。投資信託、内外の債券、外国株等一切無し。

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他に若干の定期預金を生活防衛資金として、普通預金にの生活費相当額があるだけ。常にフルインベストメント状態で毎月権利を取りたい銘柄を買うため、何かを売るというのを繰り返しています。今年のように大幅に下落する局面があっても買い増し資金がありません。2019年は、そのような余裕資金も確保したい。