スバル興業が優待制度の変更を発表した(PDF)。
従来は東京有楽町駅前の映画館スバル座で使用できる株主優待カード(リライトカード方式)。半年6回が年2回付与されるので都合1ヶ月1回映画を観ることが可能。
新制度:
株主優待の内容TOHOシネマズ ギフトカードの贈呈<2019年7月末日>100株以上 継続保有期間 3年未満:1,000円分 3年以上*:1,500円分200株以上 継続保有期間 3年未満:1,500円分 3年以上*:2,000円分300株以上 継続保有期間 3年未満:2,000円分 3年以上*:2,500円分※2020年1月末日以降は、基準日を毎年1月末日(年1回)のみとする<2020年1月末日以降>100株以上 継続保有期間 3年未満:2,000円分 3年以上*:3,000円分200株以上 継続保有期間 3年未満:3,000円分 3年以上*:4,000円分300株以上 継続保有期間 3年未満:4,000円分 3年以上*:5,000円分* 基準日である1月末日(2019年7月に限り、基準日は7月末日)の株主名簿に同一株主番号で連続して4回以上記載または記録されていること。
権利日は「1月末日・7月末日」の年2回から「1月末日」の年1回に変更。ただし初回のみ7月末日に半年分のもの。
使用できる映画館がスバル座1箇所から全国のTOHOシネマズに拡大。東宝ギフトカード。さらに使用範囲が映画鑑賞当日券のみではなく、インターネット事前購入も可能で、かつドリンクやスナック、パンフレット等の映画関連グッズなどにも使用可能となる。
これは東京以外の株主には大きなメリットだし、東京在住者でもスバル座公開の作品はかなり偏ったものだったので、一般的な作品は少なかった。
ただし額面ではかなりの減少。3年未満だと年間2,000円分で大人当日料金が一般的には1,800円なので1回でドリンクを購入して終わり。レイトショーや会員デーなど割引価格があるときならもう少し余裕があるが、それでも回数は大幅減。そもそも劇場に行けない、行けても観たい作品が上映されない。などのことが多かったので、使えるようになる飲食にも使えるとなると優待がよくなったと感じる株主は多いはず。東宝の株主優待券など他社の優待券でTOHOシネマズを使えるのであれば、その時の飲食代金等に使うことで映画鑑賞体験を豊かなものにすることも可能。ただし、1単元購入するのに60万円以上必要なのはネックだ。優待利回りは3年未満だとわずか0.33%。3年以上でも0.49%しかない。
長期保有の基準日は年1回1月末日のみの確認となる。
ヤフーファイナンス[9632]
株価:6,100円(3/14)
必要株数:100株
必要資金:610,000円
配当予測:190円(3.11%)
PER:7.96倍
PBR:0.72倍
権利確定月:1月末日・7月末日
変更前:
≪優待内容≫株主優待カード(リライトカード方式)の利用により、有楽町スバル座上映映画が鑑賞できる。100株以上 6ヶ月 6回 (2ケ月毎に2回)200株以上 6ヶ月12回 (2ケ月毎に4回)300株以上 6ヶ月18回 (2ケ月毎に6回)≪株主優待カードの利用について≫株主優待カードを有楽町スバル座チケット売場へ提示。入場券の発行を行う。なお、カードの発行に関する件や利用の方法など詳細については、こちらの「株主優待のご案内」を参照。※株主優待カードは、株主が株主優待を受ける権利を有する間は、継続して利用できるので、原則1回限りの発行となる。使い捨てのカードではないため、大事に利用すること。≪発送時期≫7月31日現在の株主:同年10月中旬に発送1月31日現在の株主:同年 4月下旬に発送ただし、既に株主優待カードを所有する株主は、継続して利用できるので新たに株主優待カードの発送はしない。