お米優待はかつては消費者向け商品やサービスを提供していない企業が出す優待品の定番だったらしい。日本人の主食で誰もが必要とする。さらに、お米現物を自宅に届けてくれるのは重い荷物を運ばなくていいのでありがたい。が、近年はQUOカードとか、カタログギフト、プレミアム優待倶楽部など色々な商品が増えて数が減っている。

前回お米優待をまとめた2019/10/27からもかなりの企業がお米優待を廃止、または他の優待へ変更しているようだ。


ということで、まとめてみた。前回のリストの銘柄を再チェック後、ヤフーファイナンスで「お米」「コシヒカリ」などで検索して新しく見つけた銘柄を追加した。株価は、2021/2/5終値。配当金については、コロナ禍の影響を受けて未定の企業があったり業績悪化に合わせて下げている企業も多いので長期的には高配当株かどうかの判断には使えないだろう。株主優待券をお米と交換する制度を持っていた企業も、交換を停止しているところもあるがそれが一時的なのか恒久的な制度変更なのかは不明。株価もコロナの影響を受けていて今回の調査は一時的な傾向にしか使えないだろう。画像はタップして拡大。

RICE



株主優待でお米1kgをもらうのに必要な投資額を米kg単価(Price Rice Ratio)としてこれが5万円以下を割安として色を変えている。また、個人的な投資判断でリーズナブルと考える投資資金が20万円以下なので青背景にして表示している。10万円以下を特に投資しやすいとして赤背景にしている。3月は銘柄数が多いので時期を分ける意味でも、3月以外の優待権利月のものも色を変えている。長期に△マークがあるのは長期保有条件があるもので、初回権利取得時には優待品がもらえない。

プレミアム優待倶楽部やカタログギフトでお米が選択できるものもあるが、それらはリストアップしていない。お米券も現物が送られてこないので含めていない。

もっともkg株価が低いのは[2752]フジオフードグループ本社で、年2回あり選択可能な商品からお米も選べる。外食で営業時間短縮など業績に大きな影響を受けており株価が下落したため最安値となった。[8190 ]ヤマナカも2万円以下、3月20日権利で3月末日と重ならないので資金を振り分けやすいのと10万円以下で買えるのが嬉しい。

5万円以下の銘柄は全部で16銘柄。業績に不安のあるものもあるが、これらの銘柄を抑えると少ない資金で、年間に必要なお米を優待だけでまかなえる可能性がある。公益財団法人米穀安定供給確保支援機構が発表している米の1人1ヵ月当たりの消費量の推移で確認すると令和2年9月時点で1ヶ月あたり4,643グラム(精米後)。家庭内消費で3,227グラム。年間では55.7kg。うち家庭内商品分は38.7kg。令和2年は外出自粛なおで外食が減って中食や家庭内消費が増えている。

よって、お米の1年分必要量として以下の数字を使う。

日本人一人当たり1年間に消費する米の量:約55kg
上記数字の内家庭内消費に限った場合:約40kg

なお、2020年中に私が自宅で食べたのは43.5kgだった。

以下の10銘柄で41.9kg、必要資金は1,110,800円

[2752]フジオフードグループ本社
[8190]ヤマナカ
[7585]かんなん丸
[3222]ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス
[3344]ワンダーコーポレーション
[2708]久世
[2402]アマナ
[2309]シミックホールディングス
[7925]前澤化成工業
[8198]マックスバリュ東海

上記に[5185]フコクを追加した11銘柄で43.9kg、必要資金は1,184,500円

さらに[9051]センコン物流を追加した12銘柄で53.9kgになり1,574,500円必要

基本的には100万円強あればお米を株主優待だけでまかなうことは可能なようだ。前回調査時点で55kgもらうのに必要な資金は1,282,900円だったので少しばかり必要な資金が増えた。比較的割安な銘柄で優待廃止が多かったようだ。

ただし、割安な銘柄は必ずしも業績がよかったり将来の成長が期待できるわけではないので精査して取捨選択していくと、もう少し資金が必要になるかもしれない。上記の中で、取得経験のないのは[3344]ワンダーコーポレーション、[2708]久世、[9051]センコン物流。

なお、2人家族だとか4人家族だという場合にはここで調べた銘柄を各2名義、4名義買えばいいだけなので常に1人分で考えればよい。