1月20日権利の[7590]タカショーが、株主優待制度の変更を発表した(PDF)。


タカショーは株主優待のひとつとしてプレミアム優待倶楽部を採用しており、1月20日権利で500株以上保有の株主に対して、所有株数に応じたポイントを贈呈している。が、次回(2022/1/20権利)から、交換可能な商品を自社商品に限定するとしている。

従来はプレミアム優待倶楽部が提供する2,000点以上の商品と交換できるので商品選択の自由度が高いメリットがあった。タカショープレミアム優待倶楽部では、以前からプレミアム優待倶楽部の商品に加えてタカショー商品のエクステリア商品、ガーデニング商品も選択可能であった。今後はタカショー商品のみが選択できるようになるようだ。



前回分と同じ内容であれば、欲しい物はないかとは思うが、内容を充実させるようなのでもしかしたら選べるものがあるかも知れない。でも庭のある家庭でないと選択できるものは相当限られてきそうなので、魅力は大幅にダウンするというしかない。失望売りが予想される。

同時に新株発行&株式売りだしが発表されており(PDF)、こちらも株価には相当マイナス要因。


一方、プライム市場へ経過措置を適用して上場することが発表されており、こちらは一応プラス要因。

新市場区分における上場維持基準への適合状況に関する一次判定結果とプライム市場基準充足への取り組みについて(PDF)

流通株式数 適合
流通株式時価総額 不適合
流通株式比率 適合
売買代金 適合



※追記9/15:発表の翌営業日は150円近い下落。▲12.72%。下がるとは思っていたけど、これほどとは思わなかった。1,000円割れるかどうかの攻防かなと思ったら、あっさり1,000円割れ。優待改悪と株主価値希釈化のダブルは相当きつかったようだ。


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