□前回までのあらすじ
インカムゲイン重視の株式投資を行っているが、株主優待は配当金と比べて効率がよい。特定の物しかもらえないし、貰えても制限があるが、その分株数が少なくても多くのものが貰える。配当利回りは市場平均で2%程度しかないが、株主優待であれば5%程度あるものも珍しくなく、ものによっては10%以上の利回りを期待できることがある。これは株主優待品が株数比例ではなく少数株主により多くの配分を行うことで、個人株主を優遇し株主数を維持し長期安定株主を獲得する目的で行っているため。また、提供する商品・サービスが自社の商品・サービスであるために実質的な販売価格より少額の調達コストで提供できるため、利用者側から見た場合に大きな利回りになっている。
しかしながら、株主優待では貰えないものを入手するには現金が必要。かなりのものを買わない生活で入手しているとはいえ、家に関わる費用や税金水道光熱費など生活をするなかで現金は必要。株主優待銘柄で副次的にもらえる配当金以外にも、多くの配当金を安定して確保するために高配当を期待できる銘柄にも目を向けている。
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