株主総会は集中日と言って特定の日に多くの会社が実施することが多い。なんでこんなことになるのだろう。

かつては総会屋と言って株主総会に集団で押しかけ長時間質問したり怒号をあげたりして荒らし回る集団がいて、開催日が重なっているとそういう集団が押しかけられなくて済むのではないかと考えて集中していることが多かったのだが。今回はそれとは別の話。


株主総会は、決算期が集結した日から三ヶ月以内に行わなければならないと会社法で決まっています。日本では3月末を決算期末にしていることが多いのでその期限は6月末ということになる。

株主総会会場は大規模な会社になればなるほど開催可能な場所が限られているので、大抵数年先まで予約している。それほど大規模出なくても1年前には予約していることが多い。決算時に何があるのかわからないのでできるだけ準備期間は長く確保したいのが人情。となると開催日は6月末日?

だが、万一ロングラン総会になりその日のうちに終わらなかった場合のことを考慮して1日程度余裕が欲しい。ということで6月末日マイナス1日で6月29日。

ここで株主総会の受付や整理、書記などの事務局等々スタッフはほとんどが社員。PAや録画などのスタッフは外部の場合が多いがいずれにしろ普通の会社は平日が営業日で土日などは休みであることとが多い。土日は休日手当が必要だったり外部スタッフなら割増料金。大規模な会場の場合には土日の料金は高くなる。なので現実的には6月の最後の営業日の前日。

最終営業日が月曜日の場合には連続した二日間を余裕として確保しないと意味がないのでその場合には木曜日が総会の当日として選ばれることになる。

ちなみに月曜日が総会当日になるのも避けられる傾向がある。というのも議決権行使書はできるだけ多くの株主から送って欲しい。どうしてもぎりぎりに送る人がいる。なので前日の夕方到着分までまって集計するが、オフィスでは日曜日には郵便の配達が行われないし、仮に到着したとしても日曜日に集計作業するのもコスト高になる。という理由で月曜日には避けられる。

結局、総会に適した曜日は火曜日、水曜日、木曜日。月末が金曜日、土曜日、日曜日、月曜日、火曜日の場合には上記回避したい日を除いた最終営業日マイナス1日になるのは木曜日。末日が木曜日なら、水曜日。末日が水曜日なら火曜日。ということになり確率的には木曜日が7分の5で選ばれることになる。

ただ、ちゃんと統計とって調べたわけではないがなぜか上記に関わらず末日出ない限り最終木曜日が選ばれているような気がする。

もちろん、上記にこだわらず早めに決算が終わるよう計画してもっと早めに総会を開いたり、一般株主が出席しやすいように土日に総会を開く。集中日で重なると出席者が減るのでそれを避けるためわざと他の会社と重ならないようにする会社もあり、現在では集中日=木曜日以外に開催する会社も増えてきている。



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