初めて優待株を購入した時の話を書きます。もう15年以上前になると思います。それまでは株式投資はしていなかったが、株主優待に興味を持ち購入することになりました。

きっかけは映画でした。



当時毎週末は映画館に入り浸りの生活で、土日は映画館をはしごする生活。平日も会社が早く終わったら帰りに行くことがありました。その時に、少しでも安くおさめるためにチケットショップで前売り券を購入していました。まだ映画が公開された後でも前売り券がかなり売っていた時代です。邦画なんかは委員会方式のはじめ頃で各参加企業へのノルマで割り当てられた前売り券が大量にチケットショップに流れ安売りされていた時代。その頃から映画館でよく映画を見るようになりました。

だったのですが、徐々にそういうチケットが減ってきて前売り券の正規価格より少しだけ安い程度になってきたころ。同じ作品でも作品の写真などを使った前売り券とは違い、同じ作品名が値札に書かれているのだけど松竹とか東宝とか劇場関係の名前だけが書かれたチケットが前売り券より少し安く販売されているのに気がつきました。それが株主優待券というものでした。たまたま見たい映画の前売り券がない時に、お店の人に勧められて株主優待券を買うようになりました。同じ映画を見るのにより安く見られるのならこれでもいいじゃないか?と思いましたが、実際にはそれほど買うことはありませんでした。当時は前売り券をコレクションしていたのもあって何を見たか後でわからない株主優待券はあまり嬉しくありませんでした。

そのうち、もしかして株を買えばこれがもらえてただで映画が観られるんじゃなかろうか? そう思うようになりました。

そして、新聞で株価を調べて三大映画会社で一番株価の安かった東映を選択しました。でもあまり貯金がなかったのでコツコツ貯めて貯まったお金で自宅近くの証券会社で買ってもらいました。当時は何も知らなかったが株主名簿というのに名前が載っている人に優待を貰う権利があるらしいと何かの本で読んで知っていた、直ちに名義書き換えの手続きをしてもらいました。確か1銘柄あたり500円くらいの名義書換費用がかかったと思います。今思うとバカみたいな話です。証券会社の人も何も注意してくれなかった。がそれで無事に初優待を獲得。 

その後も東宝、松竹とお金が貯まったら購入。当然どちらも名義書き換えしました。各社が1単元づつそろったらさらにお金が貯まる毎に買い増していきました。給料日毎に貯金の残高を確認し、新聞の株価を確認していました。

当時は、財産として保有しているという意識はありませんでした。当然投資として殖えていくという意識もなし。株価が下がったら、財産が減るとか将来的に価値が下がる可能性があるとかはまったく考えていませんでした。商品価格が下がって、より少ない資金で購入できる。早く買えると考えて喜んだものです。

 当然PERやPBRは見ません。業績の数字も確認した記憶がありません。ただ配当金だけは気にしたんだと思います。松竹を購入したのが最後なのは多分、松竹が当時経営再建中で配当金0。大船撮影所跡地をどうするかで迷走していた頃だったと思います。

大分たってもう買い増しても使えないなぁという頃になってようやく映画株以外の優待株を調べるようになりました。その頃にはネット証券が普及して売買手数料も安くなり銘柄情報も詳しく調べられるようになりまして。その後は優待株を中心に幅広く買うようになりました。その頃には名義書換必要ないとか業績や株価指標を確認するとかの知識は付くようになってきています。



株主優待 ブログランキングへ