上場百貨店の多くが株主優待としてお買い物の割引券または割引カードを発行している。百貨店は販売価格が高く、営業利益率も高いことから多少の割引をしてでも自社ファンを増やして買い物の頻度を増やしてもらうことが得策と考えているのではないだろうか。会員カードの延長のような営業戦略の一環として活用されている。

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調べたのは下記。鉄道会社直営あるいは系列の場合には3月・9月に権利付きがある場合が多く、その他流通会社は2月・8月に権利があることが多い。ほとんどの会社が10%割引で一部割引率が低かったり除外品がある。

優待カードは何度でも使えるが、企業によっては持ち株数によって上限額が変わるシステムを採用している。優待券は1000円あたり1枚などでの仕様枚数制限もあるのでカードの方がお得。

鉄道系の場合には他のグループ企業のサービスが割引になるなど優待内容が豊富。ただ必要資金が高いことが多い。配当金も一般的には低い。パルコは10万円前後で買えて他の優待も充実している。オススメ。百貨店ではなくファッションビルという範疇かもしれない。

近鉄は親子上場で親会社でも優待があるが、優待内容は異なる。大丸・そごう・西武・松坂屋に優待がないのは残念。100万円出して優待を取っても数十万以上買い物しないと十分な優待利回りがないので普段から百貨店での買い物をしている層でないとメリットは薄い。

(3099)三越伊勢丹ホールディングス(三越・伊勢丹・岩田屋・今井丸井)
(3086)J.フロントリテイリング(大丸・松坂屋)※優待なし
 ※追記2016/8/24:10%買い物割引の優待ありでした。指摘により訂正。
(8233)高島屋
(3382)セブン&アイ・HD(西武・そごう)※優待なし
(8242)エイチ・ツー・オーリテイリング(阪急百貨店、阪神百貨店)
(9005)東京急行電鉄(東急百貨店)
(8252)丸井グループ
(8244)近鉄百貨店
(9041)近鉄グループホールディングス(近鉄百貨店)
(8251)パルコ
(9007)小田急電鉄(小田急百貨店)
(8257)山陽百貨店
(9829)ながの東急百貨店
(9048)名古屋鉄道(名鉄百貨店)
(9008)京王電鉄(京王百貨店)
(8237)松屋
(8260)井筒屋
(8245)丸栄
(8247)大和
(8254)さいか屋

株価は2016年1月8日終値。表をPDFにして読みやすくした物がダウンロード可能です。



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※追記:Jフロントリテーリングの間違いを修正したついでに2016年8月24日の終値および最新の配当金で修正した表を作成しました。
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