4/25に当ブログの継続保有銘柄のひとつである壱番屋[7630]が上記3点を含むIRを発表しました。
壱番屋「株式分割、定款の一部変更及び株主優待制度の変更に関するお知らせ(PDF)」
壱番屋は昨年末にハウス食品グループ本社が筆頭株主となりハウス食品グループ本社の持ち分法適用会社となった。実際には市場から吸い上げた株は少なく主に創業家からの買取ではあったのだが、実際の好業績と両社の協業が進む期待からかTOB前の株価より大幅に高い株価で取引されるようになった。
このため現在は1単元の取引には70万円弱の資金が必要となり個人投資家として手軽に取引しにくくなり東証の基準である50万円以下というのにも触れることとなる。そのため1対2の割合で株式を分割することとなった。基準日は平成28年5月31日。この日つまり今期末の権利日に株式名簿に記載された株主は翌日に保有株と同株数を受け取ることになる。つまり100株保有していれば100株受取200株になるということ。
それにともない、現在の優待基準を変更します。単純に基準を2倍にするのではなく、金額を増額して、新らしく単元となる新100株に新設。ただし、これまで店舗数が100の倍数になったときに贈呈されていた追加分の優待券はなくなります。
そして壱番屋の事業年度は毎年6月1日〜5月末日なのですが、おそらく次の株主総会の議案で提出予定なのだと思いますが、決算期を来期より2月末に変更するようです。これはちょっと過去に発表された記憶がないのと今回のIRでも明示的に変更決定は記載されていないように見受けます。
そのため来期は平成28年6月1日〜2月末日の9ヶ月決算となります。優待も5月末日、11月末日の年2回から、2月末日・8月末日に変更になります。希少な5月・11月銘柄として重宝していたのにこの点はとても残念です。
結果、今後1年半程度は変則的な優待基準になります。今後4回分の優待は以下のようになります。
| 分割前株数 | 平成28年5月末日 | 分割後株数 | 平成28年11月末日(6ヶ月分) | 平成29年2月末日(3ヶ月分) | 平成29年8月末日(6ヶ月分) |
|---|---|---|---|---|---|
| 50株 | なし | 100株 | ¥1,000 | ¥500 | ¥1,000 |
| 100株 | ¥1,500 | 200株 | ¥2,000 | ¥1,000 | ¥2,000 |
| 500株 | ¥5,000 | 1,000株 | ¥6,000 | ¥3,000 | ¥6,000 |
| 1,000株 | ¥10,000 | 2,000株 | ¥12,000 | ¥6,000 | ¥12,000 |
変更前の優待利回りは4/25の終値で換算すると以下;
| 11月末 | 5月末 | 年間合計 | 必要金額 | 優待利回り最大 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 50株以上 | ¥0 | ¥332,500 | 0.00% | ||
| 100株以上 | ¥1,500 | ¥1,500 | ¥3,000 | ¥665,000 | 0.45% |
| 500株以上 | ¥5,000 | ¥5,000 | ¥10,000 | ¥3,325,000 | 0.30% |
| 1,000株以上 | ¥10,000 | ¥10,000 | ¥20,000 | ¥6,650,000 | 0.30% |
変更後の優待利回りは以下;
| 8月末 | 2月末 | 年間合計 | 必要金額 | 優待利回り最大 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 100株以上 | ¥1,000 | ¥1,000 | ¥2,000 | ¥332,500 | 0.60% |
| 200株以上 | ¥2,000 | ¥2,000 | ¥4,000 | ¥665,000 | 0.60% |
| 1,000株以上 | ¥6,000 | ¥6,000 | ¥12,000 | ¥3,325,000 | 0.36% |
| 2,000株以上 | ¥12,000 | ¥12,000 | ¥24,000 | ¥6,650,000 | 0.36% |
なので、結果として全ての株数で拡充です。100店舗ごとボーナスが年に1回あるとすれば変更なしとも言えますが、それほどハイペースではないのでボーナスを考慮しても拡充と言えると思います。
発表は実際にその制度が使われる前の権利日前1ヶ月と良心的です。今回の発表は市場からは好感を持って受け入れられることと思います。
株主優待 ブログランキングへ








