2016年の投資成績についても振り返っておきます。2015年のものはこちら。
■2016年の評価額推移
2015年末の日本株投資評価金額を100%としてその後どのように推移したのかをグラフ化。ここでは株式投資のみの金額として預貯金などは含めていない。
折れ線グラフが評価額の推移。また棒グラフは前月末時点の資産に対してどの程度資金追加したかを示すため書いたもの。この評価額には追加元本を含んでいる。この投資元本の出し入れをどのように比較に入れるべきか適切な方法がわからないのでこのようにしている。
一応追加投資を除いた評価額の変化(前月比・追加元本を除く)がわかる図も別に作成してみた。
※( 当月末の評価額 - 前月末の評価額 - 当月中の追加元本 ) ÷ 前月末評価額
1月に株式市場が開くと同時に株価は下落。それにあわせて評価額も1月は4%、2月は3.5%のマイナス。ここが今年の最安寝。この1月・2月に資金追加、さらに5月・7月にも資金を大幅に追加したが、効き目はなく半値戻しした程度。その後6月がマイナス、7月に大幅プラスになったにもかかわらず8月に再びマイナスに沈む。その後9月以降は毎月プラスで進み最終的に、昨年末比10.5%増になった。ただし2016年中に追加した資金を除くと、5.2%増。
日経平均株価がこの1年間で +0.42% の上昇なので平均株価には勝つことができた。
日経平均株価がこの1年間で +0.42% の上昇なので平均株価には勝つことができた。
7月に大幅に評価額がプラスになったのは資金追加したのが効いていると思うが、その甲斐なく8月下がっている。が、都度都度こうやってグラフ化していたら凹んでしまっていたかもしれないが、個別の株のことしか見えていなかったので気がついていなかった。
勝利の要因は年前半に資金投入したのが年終盤の株価上昇で効果を上げたことが大きかったのだと思う。他にも消費関連銘柄への投資が多いのもよかったのかも知れない。
2015年は日経平均株価の9.07%増に対して、純粋な評価益分12.65%増だったので2年連続の勝利。優待を出す会社は株価が上昇しやすいと判断するのは無理があるだろうか?
来年にはもう少し追加資金の影響のない評価方法を探したい。
■長期推移
手元に記録の残っている2005年末以降の推移もグラフ化。

こちらは2005年末の評価額を100として指数化。この時点で投資額(簿価)は評価額の60%程度。その後、ご承知のように日本市場は急速に下落してくのですが、適時追加投資していき2008年には投資額に比べて保有株の評価額はマイナスに下落。その後もマイナスが続き2009年に底を打ちながらも低迷を続けた。
2012年以降評価額はうなぎ登りに上昇して2016年末時点で投資額合計の1.57倍程度となり増加傾向は維持。
■資産配分
なお、ここで書いたのは資産全体のうちの日本株式への投資分だけ。
今年の追加投資分は全て投資信託を売却して出したもの。これまで保有していた投資信託はすべて売却して、これで定期預金に入れている分を除けばすべて日本市場への株式(一部J-REIT含む)となった。定期預金と生活資金口座に入っている現預金は総資産のうち10%未満。90%以上が日本株という相当いびつなポートフォリオなので世間の方は真似しないように。
投資信託は解約時点ですべて損失が出ていたので、もしかしたら投資信託も含めた評価損益を出せば違う結果になったかもしれないがそちらは今回は計算していない。
外債は2014年には全て売却して撤退。投資信託は2015年・2016年に分割して売却。投資信託は私にはまったく合わなかった。この件についてはいずれ時間があれば記事にしたいと思う。

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