5月・11月権利でクオカードを提供しているモリトが1/13金曜日に優待廃止[9837]を発表していました。


日本経済新聞の適時開示検索を利用して毎日優待情報の更新をチェックしているが、「優待」で検索しているので今回の発表を見落としていました。「株主還元策」ってずるい。

(廃止前)
権利確定月 11月末日・5月末日
単元株数 100株
株主優待の内容
100株以上 1,000円分のQUOカード

なお同時に今期の増配と来期の記念配当のお知らせが同時に発表されていました。


株主還元策の変更に関するお知らせ(PDF)
平成 28 年 11 月期配当予想の修正(増配)に関するお知らせ(PDF)
平成 29 年 11 月期配当予想(普通配当・記念配当)に関するお知らせ(PDF)



東証二部だったモリトは2014年11月末権利から株主優待を実施することで株主数を増やし、2016年12月26日に東証一部上場を達成しました。元々東証一部昇格を目的に株主数基準の満たすことが目的だったとは思いますが、目的達成で即日廃止というのは驚きです。

年2回1,000円のクオカード、合計年2,000円分。発表日の1/13の終値932円で計算すると、その時の配当金予測が年間16円なので配当利回り1.71%、優待利回り2.15%、総合利回りは3.86%になる。必要資金10万円以下でなにより希少な5月・11月なのでまずまず魅力的な銘柄でした。

配当金は2016年11月期は17円に増配。さらに優待が廃止された2017年11月期は28円(うち記念配6円)なので、1/13の終値で計算すると配当利回り3.00%になる。

単元株主にとっては利回り減だが、200株以上の場合には増配効果でプラス。記念配を除くと、400株以上の保有株主にはプラス。今後は配当性向などの基準を高めて配当を厚くする方針。

保有株式数配当金(修正前)優待(廃止前)発表前合計配当金2017/11
100株1,600円2,000円分3,600円2,800円
200株3,200円2,000円分5,200円5,600円

保有株式数配当金(修正前)優待(廃止前)発表前合計普通配当金2017/11
100株1,600円2,000円分3,600円2,200円
200株3,200円2,000円分5,200円4,400円
300株4,800円2,000円分6,800円6,600円
400株6,400円2,000円分8,400円8,800円

単元株主は失望売りとなると思うのだけれど、それ以上の株主がどのように反応するか。一部昇格決定後上げていた分があるので下がるかもしれない。

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※追記1/16:優待廃止発表翌営業日の結果は903円(前日比-29円、-3.11%)となり売られた。寄り付きこそ5%を超える大幅安だったが、後場ではやや盛り返した。大口株主に取ってはメリットがあるため買われたのだろう。

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