上記書籍を読んで感想を書いた。が、せっかくなので自分にもこの百人百色のインタビュー形式にならって、回答してみた。
共通の質問事項は以下。
・最初にマーケットに関わったのはいごろですか?きっかけ?・銘柄(通貨・物件)を選ぶときには何を重視していますか?・いつもどんな情報を見ていますか?・"何"が"どうなった"ときにポジションを作りますか?・投資(トレード・不動産投資含む。以下略)で大事にしていることを3つおしえていただけますか?・ポジション保有中、思惑に反して逆行しているとき、何を考えていますか?また利食いするときはどういう状態になったときですか?・印象に残っている最高の想い出と最悪の想い出は?・ご自身の投資を一言でまとめると、何を狙った物でしょうか?・自分がほかのトレーダーと違うと思う点は何ですか?・投資の世界から引退と考えたことはあるか?(理由含む)
それへの回答。書いてみたけど、うーんやっぱり取材されるような投資家と違ってあんまり人の模範になるような特別なことはないなあ。
□最初にマーケットに関わったのはいごろですか?きっかけ?
以前ブログ記事に書いたことがありますが、もう20年位前になるかと思います。映画会社の株主優待券が欲しくて、給料を少しずつ貯金して買い増した。[9605]東映です。
株主優待侍「初めて買った優待株の思い出」
□銘柄(通貨・物件)を選ぶときには何を重視していますか?
優待内容と配当利回り・優待利回りです。一応、配当利回り2.5%以上、優待利回り2.5%以上、総合利回り4%以上を高利回りと考えています。その他に資金面の分散を考えて1銘柄20万円以下を目安にします。10万円以下、5万円以下と必要資金が好くなるにつれ基準は緩くなります。
その後、PER,PBRで割安性を見たり、業績推移から業績のブレが少ない銘柄に絞り込みます。
□いつもどんな情報を見ていますか?
他の株主優待を主体にしているブログを見て欲しい優待品を出している銘柄を探したりします。株価情報はヤフーファイナンス、業績推移などは四季報をネット証券のサイトで、あと企業のホームページもチェックします。
□"何"が"どうなった"ときにポジションを作りますか?
優待権利の1〜2ヶ月前に買います。適正株価や株価が上昇するか下降するかなどの予測はできないので、あまり株価の動きなどは見ませんが、急騰しているときとか急落しているときは買いを控えます。
□投資(トレード・不動産投資含む。以下略)で大事にしていることを3つおしえていただけますか?
・株価変動に一喜一憂しない
インカム重視で株価が上下したことで売買するわけではないとは言え、自分の資産が膨らむのは嬉しいし、逆に減っていくのは悲しい。特に損失が膨らんでいくと、このままゼロになってしまうのではないかと恐怖心も湧いてくる。なのでどうしても株価変動で気持ちの乱れが起きやすい。でも、そんな大恐慌は滅多にくるものじゃないし、上昇したからと言って売買して成功する経験もない。であればそれは自分には関係ないし、自分でどうこうすることができないんだと平常心を保つことだ大事。と常々思っています。がなかなか難しい。
・投資は余裕資金で
欲しい優待銘柄があるのに資金が足りなくなることは多々ある。「この権利日を過ぎるまで」と生活費口座から資金を引き出して買いたくなることは多い。だが、それをしてしまうと歯止めがきかなくなる。株価が下がって生活費に影響が出るかもしれない。含み損はすぐに確定損失へと変わってしまう。そうなると一喜一憂せざるを得なくなる。含み損がどれだけあっても「売らなければ関係ない」と泰然としていられるのは余裕資金で何年も使う予定がないからこそ。
・優待品の魅力に惑わされない
優待品に魅力があり欲しくなっても、優待利回りが低すぎて割に合わない。株価指標が割高すぎて株価下落のリスクが高く割に合わない。業績が悪化していて廃止リスクが高い。など優待品に惑わされず投資する価値があるのかどうか冷静に判断して踏みとどまれるかどうか。は大事。
□ポジション保有中、思惑に反して逆行しているとき、何を考えていますか?また利食いするときはどういう状態になったときですか?
利益確定も損切りもしません。優待廃止など保有理由がなくなったときに売却候補に入れます。なので含み損がどれだけ出ても、業績面で減配、優待廃止の恐れがなければ気にしません。
ただ業績が悪化して無配になっているのに株主優待に長期保有優遇あるいは長期保有条件がある場合に売るに売れずに困ることがあります。この場合にどうすればいいのか未だ明確なルールができていませんので、優待廃止リスクに怯えながら保有することになります。
□印象に残っている最高の想い出と最悪の想い出は?
あまり個別銘柄で最高と思う自体はありませんでした。が、やはり優待品が届いた時は嬉しいですね。しかも含み益が膨らんでいたらしてやったりでにやけます。
最悪の想い出はJALの上場廃止かな。
株主優待侍「株券が紙切れになった話」
□ご自身の投資を一言でまとめると、何を狙った物でしょうか?
インカムゲイン。配当金と株主優待狙い。株価上昇は嬉しいですけど基本的には優待が自分にとって価値がある限りは売却しないので二次的なものでしかありません。
□自分がほかのトレーダーと違うと思う点は何ですか?
違いはあるのかなあ?自分では数多居る平凡な投資家の一人にすぎないので特に違いはないと思います。インターネットで投資家のブログを沢山見ることができるようになる前は、株主優待をオマケとしてではなく優待銘柄ばかり購入しているのは変わった投資家だと思っていましたが、今ではそんな人はざらにいるしまして桐谷さんのように段違いに多くの優待銘柄を持っている人までいるのだから違いはありませんね。
あえて違いがあるとしたら、キャッシュポジションがほぼゼロだということ。十分なキャッシュポジションを持って急落時等に買い出動できるようにしておくのがいいのは分かっているのだけど、欲しい優待が多すぎて常にフルインベストメント状態。キャッシュポジションは1万円以下のほぼゼロ。次に買いたい株が出来た場合には何かを売らなければならないことが多い。もう少し資金に余裕ができればいいのだけど。よい子は真似しちゃだめだぞ。
あえて違いがあるとしたら、キャッシュポジションがほぼゼロだということ。十分なキャッシュポジションを持って急落時等に買い出動できるようにしておくのがいいのは分かっているのだけど、欲しい優待が多すぎて常にフルインベストメント状態。キャッシュポジションは1万円以下のほぼゼロ。次に買いたい株が出来た場合には何かを売らなければならないことが多い。もう少し資金に余裕ができればいいのだけど。よい子は真似しちゃだめだぞ。
□投資の世界から引退と考えたことはあるか?(理由含む)
ありません。このまま年金生活になったときに売買せずずっと優待や配当が届いて生活を豊かにし続けてくれれば嬉しいですね。もしかしたら市場を見なくなる日が来るかもしれませんが、そのときでもポジションは保持したままだと思います。