[7613]シークスの株主総会に出席した。
日時:2019年3月28日(木)午前10時〜
場所:ヴィアーレ大阪 2階クリスタルルーム
お土産はなし(招集通知に明記)。出席者は40〜50名程度、スーツの人が目立った。
■進行
・開会挨拶
・定足数などの事務報告
・事業報告(社長の朗読による)
・議案の上程(一括審議方式)
10時半頃〜
・質疑応答(質問なし)
・議案の採決
・役員あいさつ
10時35分頃終了
■株主懇談会
10時48分頃から懇談会という名称の経営説明会。30名程度が残っていた。コーヒーとお菓子、冷水が配膳されリラックスして聞ける雰囲気があった。
予定では
会長から会社の沿革説明(30分)
社長から現況の経営状況の説明(10分)
質疑応答(15分)
だったが、会長の説明が長くなり40分くらいかかった。しかも創業時の話が長く、多分途中で終了してる。分社化時の話が少しあった程度。
とは言え、決して無駄な老人の長話というわけではなく、会社が現在も根幹に持っている哲学のようなものを語っていた。
インクメーカーの営業として、一人で新規事業を開拓してここまで育て上げたのだとか。その時に、今の事業や地域にとらわれずに広く有望な事業を行うとして当時テレビ放送が始まろうとしている時に、その部品をフィリピンのテレビメーカーに売り込むことを事業として見つけたのは慧眼。
その哲学は「市場が大きい・競争相手が少ない」事業を探す。完成品を垂直統合で製造する場合にあ、競合が多いし工場設備が足かせになり機動的な対応が難しい。EMSで部品供給するグローバル・ビジネス・オーガナイザーが当社のポジション。○○屋にはならない。
社長からは、短時間に早口で説明。減益理由としてハンガリー、中国での新規事業立ち上げ費用が先行投資となった。また、メキシコの需要が旺盛でそれに急いで対応するために大きなコストがかかった。将来性がありコストを掛けても対応したほうがよいという判断だった。車載電子部品の売上比率が高まっているが、狙いではない。現状、車の電子化が拡大しており今後も売上の伸びは続きそうだ。
総会後に予定があったため、質疑は聞かずに退出。