株主優待侍 : 2月権利の金券優待 2023年

1月分で魅力的な優待銘柄が少なく資金的な余裕があるので2月分を先回り回する予定。ということで少し早いが、2月分の金券優待の利回り比較を行う。金券は優待品ごとの魅力の優劣がなく単純に額面で決まる利回りで株主優待の優劣が決まる。そこで利回り比較でお得そうな銘柄を選別し、その後実際に購入するかどうかを個別銘柄から判断する。

最近、おせち料理をコンビニで購入している。近くの店舗で受け取り、支払いはそのときにレジでするのでQUOカードが支払いに使えるのがよい。株主優待でもらったQUOカードでちょっと贅沢な年始を迎えられるのは小さな幸せ。

なお2月はQUOカード以外の銘柄が多いので、QUOカード・図書カードとギフトカード系と別々に集計している。

2023年2月末日権利銘柄の権利付き最終売買日は2月24日（金）。20日権利銘柄の権利付き最終売買日は2月16日（木）。株価等は2022/12/30終値時点。

株主優待侍「2月権利の金券優待銘柄 2022年」

権利確定月：2月　全136件

カテゴリー: 金券　権利確定月：2月　全35件

QUOカード・図書カードは16件

ギフトカード系は13件

2月／8月はスーパーマーケットの権利月が多く、自社店舗で使える買い物券を株主優待として贈呈することが多いが、全国に店舗がない会社の場合は自社店舗がない都道府県在住の株主にギフトカードを贈呈することがある。ここでリストアップした場合でも、居住地域で何が貰えるか要確認。

5万円以下でQUOカードは2銘柄。[9978]文教堂グループホールディングスは、5千円以下でQUOカードPay 300円なので、1回もらうだけでも6.98%。年2回あるので優待利回り13.95%と破格中の破格。8年で投資資金が全額回収できてしまう。何かの間違いではないかと思ってしまう。ただし債務超過状態なのでリスクが高い。[2300]きょくとうはコロナ中は厳しい状態だったようだが最悪期は脱出しているように見える。

10万円以下でQUOカードは2銘柄、ギフトカードが2銘柄。[6279]瑞光は配当利回りも2%以上、優待利回り2.5%以上とかなりよい利回りだが、12/26に優待導入を発表したばかりでかなり株価が上昇している。まだ割安水準だが権利落ちが大きいかもしれない。[8217]オークワ、[3546]アレンザホールディングスは共に配当利回りが高い。

20万円以下ではQUOカードは4銘柄、ギフトカードも4銘柄あり。この中で優待利回りが比較的高いのは[9846]天満屋ストア、[8167]リテールパートナーズが1%台後半。これらは年2回。また、配当利回りが高いのは[7811]中本パックス、[8008]４℃ホールディングス。

20万円超ではQUOカード8銘柄、ギフトカード7銘柄あるが優待利回りが比較的高いのは[2747]北雄ラッキーくらいしかなく1.65%で、メロンも選択可能。優待利回りは高くないが、配当利回りが高いのは[7427]エコートレーディング、[5018]ＭＯＲＥＳＣＯ、[5982]マルゼン、[9948]アークス、[8273]イズミ。このうち20万円程度で買えるのがアークスのみで他は30万円程度以上と初めて参入するのには敷居が高い。アークスはリンゴかりんごジュースも選択可能。