株式投資におけるインカムゲインは、配当によるものが主である。金券は有効期限がなく広範囲な店で使える金券は現金同様と考えてもいいと思うので、ほぼインカムゲインとして同等。配当金が所有株数に比例するのと違って株主優待は、少額の投資家ほどよりお得になるように設計されていることが多い。そこで配当利回りに加えて株主優待をもらうことができる最低資金に対して、受け取る金券の額面を利回り換算したものを優待利回り、配当利回りと優待利回りを単純に足し合わせたものを総合利回りと称して、比較している。配当利回り・優待利回りは2.5%以上を高利回り、総合利回りで4.0%以上を高利回りと考えている。

金券としてはQUOカード、ギフトカード、商品券、図書カードなど。お米券を金券にする場合があるが、自分では使わないのでここでは除く。他の月は長期保有条件があり、今回の権利日の前に購入して始めて権利をとったときに優待品を受け取ることができない銘柄を除外しているが、1月は優待が少ないので例外としてリストに入れている。

2025年1月末日権利日の権利付き最終売買日は2023/1/29(水)。



37件 権利確定月:1月
8件 カテゴリー: 金券 権利確定月:1月


今回リストアップした銘柄は以下の7銘柄。継続保有条件のついている銘柄も含まれている2銘柄を含む。株価等は2024/12/30終値時点。

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□総括


10万円以下に2銘柄。ただし、2銘柄とも長期保有条件付き。[2424]ブラスは半年以上、[3246]コーセーアールイーは1年以上。どちらも配当利回りが高い。長期目線で購入を検討してもいいかもしれない。

20万円以下が1銘柄。[2997]ストレージ王があるが、ギリギリ10万円を超える水準だが無配。長期保有で増額するので、グロース市場ということもあり長期的成長を期待して購入するのもありだろうか。

あとは30万円以上必要な[6654]不二電機工業。ここは長期保有優遇があり年2回権利そして配当利回りが高いので検討してもよいかもしれない。[3421]稲葉製作所は1月権利が1,000株以上なので約150万円必要なのがネック。

さらに[7097]さくらさくプラス、[3662]エイチームがどちらも1万円のクオカードが年2回という超高額優待。購入に必要な資金も40万円超と高額だが、それでも優待利回りが4%以上、さくらさくプラスはほぼ5%近くある。あまりにも高額なので権利落ちが心配で手が出せない。




□個別銘柄(金券)


[2424]ブラス 552円×100株〜/クオ・カード 500円 ※長期保有条件
※半年以上の継続保有が必要
※7月末日権利で半年以上200株以上保有で自社商品1,000円分が贈呈される

[3246]コーセーアールイー 742円×100株〜/クオ・カード 500円 ※長期保有条件
※1年以上の継続保有が必要

[6654]不二電機工業 1.126円×300株〜/クオ・カード 500円 ※年2回 ※長期保有優遇
※3年以上保有で倍額になる。

[7097]さくらさくプラス 2,039円×200株/クオ・カード 10,000円 ※年2回

[3662]エイチーム 997円×500株/クオ・カード 10,000円 ※年2回

[3421]稲葉製作所 1,800円×1,000株/図書カード 1,000円 ※年2回
※7月末日は100株以上から優待がある。
※7月末日1,000株は地域特産品・オリジナル図書カードの中から1品選択(3,000円相当)