1月権利の優待銘柄は少ないので、すでに興味は2月分に移っている。なので少し早いが、2月分の金券優待の利回り比較を行う。金券は優待品ごとの魅力の優劣がなく単純に額面で決まる利回りで株主優待の優劣が決まる。そこで利回り比較でお得そうな銘柄を選別し、その後実際に購入するかどうかを個別銘柄から判断する。
なお2月はQUOカード以外の銘柄が多いので、QUOカード・図書カードとギフトカード系と別々に集計している。
末日権利日の銘柄の権利付最終売買日は2025年2月26日(水)。20日権利銘柄の権利付き最終売買日は2月18日(火)。株価等は2025/1/10終値時点。
QUOカード優待の銘柄を18件をリストアップ。今回新規に購入した場合には優待品を受け取ることができない1年以上または半年以上などの継続保有条件のついた銘柄は対象外としている。

□総括
10万円以下には2銘柄ある。[2300]きょくとうは配当利回り2%以上、優待利回りも2%近くあり総合利回りは約4%といい水準。[3384]アークコアは無敗予測でPERも3倍台と異常な値で買いにくい。
20万円以下には5銘柄。[7077]ALiNKインターネット、[9238]バリュークリエーション、[6279]瑞光は配当利回りが低いが、優待利回りは1%以上。[7811]中本パックス、[8008]4℃ホールディングスは逆で配当利回りが高く、優待利回りは0.5%前後しかない。どちらがよいかは好みの問題だと思うが、自分は現在は配当利回り重視にしている。瑞光は20日権利日でいいのだけど、今期赤字予想を出しているので買いにくい。ALiNKインターネットも無配予測で買いにくい。
30万円以下には4銘柄ある。[2379]ディップが高配当。[3490]アズ企画設計は3,000円を年2回と興味をそそられる。
30万円超に6銘柄。[3562]No.1、[3967]エルテスが15,000円、20,000円と高額のQUOカードで注目。No.1は年2回なので年間3万円になり優待利回りは5%超と超高利回り。それだけに権利落ちのリスクを考えざるを得ない。エルテスの2万円は今回限りの記念優待。次回からは8月末日権利日となり半年以上の継続保有が必要になる。優待利回りは1回分だけで計算。継続保有条件をつけることで権利落ちをなるべく抑えようとしているのだろうか。
□QUOカード
[2300]きょくとう /2月末日/QUOカード 1,000円
※「クリーニング無料券」又は「クオ・カード」のどちらかを選択
[3384]アークコア /2月末日/QUOカード 1,000円
[7077]ALiNKインターネット /2月末日・8月末日/QUOカード 1,000円
[9238]バリュークリエーション /2月末日/QUOカード 1,500円分
[6279]瑞光 /2月20日/QUOカード 2,000円分
[7811]中本パックス /2月末日/QUOカード 1,000円
[8008]4℃ホールディングス/2月末日/商品選択
①株主優待券(2,000円)
②4℃オリジナルQUOカード(1,000円)
③Canal 4℃ジュエリー(500株以上から)
④4℃ジュエリー(3,000株以上から)
⑤日本水フォーラムへの寄付(1,000円)
[4439]東名 /2月末日/QUOカード 500円
[2379]ディップ /2月末日・8月末日/QUOカード 500円 ※年2回
[3490]アズ企画設計/2月末日・8月末日/QUOカード 3,000円
[3915]テラスカイ /2月末日/QUOカード 1,000円
[2742]ハローズ/2月末日/株主優待券1,000円、自社店舗のない市町村在住の株主は同額のQUOカード
[5018]MORESCO /2月末日/QUOカード 3,000円 ※長期保有優遇
[7427]エコートレーディング/2月末日/QUOカード 1,000円
[3562]No.1/2月末日/QUOカード 15,000円
[9778]昴 /2月末日・8月末日/QUOカード3,000円、8月は青森県産りんご ※年2回
[5982]マルゼン /2月末日・8月末日/クオカード 1,000円 ※年2回
株主ご優待券(クオ・カードまたはジェフグルメカード)を年2回贈呈