以前株主優待で多く採用されていたのはお米(現物)とQUOカード。最近の傾向で増えているのはプレミアム優待倶楽部とデジタルギフト。5千種類以上もの商品から選択可能で食品から雑貨、家電製品と幅広いのが魅力でインターネットで手軽に選べるので人気。さらにWillsCoinという共通ポイントに交換することで多くの企業の株主優待でもらったポイントを統合して高額商品をもらえるし、事実上永遠にポイントの有効期限を延長できる優れもの。

このプレミアム優待倶楽部では600ポイントから交換商品がラインアップされているが、システム利用料や送料がポイントに含まれているようで少額の商品ではどう考えても1ポイント=1円の換算レートに見合わないと思われる。厳密な検証はしていないが個人的な感覚では3,000ポイント以上からであれば金額相当の商品と交換可能かなと思える水準だった。だが、昨年くらいからか物価上昇の影響を受けて、さらに物流費用の増加は物価上昇を上回るペースで伸びているのもあり3,000ポイントの商品でも疑問を感じるようになってきた。

そこで昔の交換ポイント数を記録していたお米でどれくらいインフレしているのかを比較したいと思う。こういう比較をする目的ではなかったので以前の記録は最適ではないかもしれないがご勘弁願いたい。





□お米


お米の交換ポイントを2020年8月と2025年7月のデータを比較する。同じ銘柄・同じ量で比較すべきなのだが同一商品がなかったので近いものと比較する。

2025/7/21
容量 kg交換ポイント1kgあたり
魚沼産コシヒカリ 450g×2袋0.93,300¥3,667
南魚沼産コシヒカリ 2kg×2袋47,500¥1,875
フレッシュパック 新潟県産コシヒカリ 5kg58,500¥1,700
無洗米新潟県産コシヒカリ 5kg58,800¥1,760
化粧箱入り 魚沼産コシヒカリ 5kg59,500¥1,900

2020/8/31
容量 kg交換ポイント1kgあたり
新潟県産こしいぶき 2kg×2袋43,000¥750

最新データではコシヒカリしかなく、おそらく比較対象のこしいぶきよりは高級なブランドと思われるので少し倍率は高く出てしまっているかもしれない。それでも1kgあたり750円から1,875円は2.5倍で上がりすぎというしかない。しかも以前はかなり多くの銘柄米や内容量で選択枝が多かったが、今は全部集めてもこれだけ。それでも一時はまったくリストに出なかったのでかなりマシになった。でもスーパーなどの店頭価格の値上がり率と比較してもそれほど乖離しているわけではなく妥当なのかもしれない。


□パックごはん


パックごはんは定期的に購入するつもりだったので無駄に多くの記録が残っている。


2023/5/7
パック数ポイント1パック当たりg数150g当たり
<吉兆楽>越後雪室屋氷温熟成®新潟こしひかりパックごはん 180g×12パック123,300275.0180229.2
<吉兆楽>越後雪室屋氷温熟成®新潟こしひかりパックごはん 180g×24パック245,500229.2180191.0
<吉兆楽>越後雪室屋氷温熟成®新潟こしひかりパックごはん 180g×36パック367,700213.9180178.2
<吉兆楽>越後雪室屋氷温熟成®新潟こしひかりパックごはん 180g×96パック9619,000197.9180164.9
<吉兆楽>雪蔵氷温熟成®南魚沼産こしひかりパックごはん 180g×36パック369,900275.0180229.2
<吉兆楽>雪蔵氷温熟成®南魚沼産こしひかりパックごはん 180g×96パック9624,000250.0180208.3
<おくさま印>金賞健康米のごはん 180g×3×12367,500208.3180173.6
<おくさま印>赤飯 120g×12食123,000250.0120312.5
<おくさま印>金賞健康米のおかゆ 250g×12食123,000250.0250150.0
<白子のり>長期保存対応食品 やわらかい白ごはん(レトルト) 200g×30個3012,000400.0200300.0

2024/10/05
パック数ポイント1パック当たりg数150g当たり
<吉兆楽>越後雪室屋氷温熟成®新潟こしひかりパックごはん 180g×12パック124,400366.7180305.6
<吉兆楽>越後雪室屋氷温熟成®新潟こしひかりパックごはん 180g×24パック247,500312.5180260.4
<吉兆楽>越後雪室屋氷温熟成®新潟こしひかりパックごはん 180g×36パック3610,500291.7180243.1
<吉兆楽>越後雪室屋氷温熟成®新潟こしひかりパックごはん 180g×96パック9625,000260.4180217.0
<吉兆楽>雪蔵氷温熟成®南魚沼産こしひかりパックごはん 180g×12パック125,000416.7180347.2
<吉兆楽>雪蔵氷温熟成®南魚沼産こしひかりパックごはん 180g×36パック3612,500347.2180289.4
<吉兆楽>雪蔵氷温熟成®南魚沼産こしひかりパックごはん 180g×96パック9630,000312.5180260.4

2025/7/13
パック数ポイント1パック当たりg数150g当たり
山形県産はえぬきパックごはん 150g×12パック124,400366.7150366.7
山形県産雪若丸パックごはん 150g×12パック124,500375.0150375.0
山形県産つや姫パックごはん 150g×12パック124,600383.3150383.3
<白子のり>長期保存対応食品 やわらかい白ごはん(レトルト) 200g×30個3012,000400.0200300.0

こちらも同じ容量、同じブランドで比較することは困難だが、2023/5/7から2024/10/05の場合に180g当たりで229.2円から305.6円は1.33倍。2023/5/7から2025/7/13だと366.7円になり1.6倍。比較する起点がお米とは違うが、上昇幅はそこまで大きくない。

ちなみにAmazonでパックご飯を調べるとこんなのがある。20食パックなので12食パックより割安になるのは当然だが、それにしても半額近くなのでプレミアム優待倶楽部はお高めになってしまっている。
3,745円(税込 ):1個あたり936円:1食あたり 187.2円

□レトルトカレー


番外編として、何回も頼んでいるレトルトカレーを比較する。残念ながら全く同じ商品がなかったので以下になる。

2019/9/21:国産とろける牛すじカレー 180g×6食:3,000 pt → 500円/食
2025/7/21:国産とろける牛すじカレー 180g×7食:3,500 pt → 500円/食

数が増えれば送料などの負担が同じであれば1個あたりの価格は下がるので厳密な比較にはならないが価格に変化がないように見える。上昇分をパック数を増やすことで吸収して見た目上の価格を同じにしたのだろう。

2023/7/15:近江牛牛すじ煮込みカレー 160g×5食:5,000 pt → 1,000円/食
2025/7/21:近江牛牛すじ煮込みカレー 160g×5食:5,000 pt → 1,000円/食

高級商品の場合には価格に変更はなかった。粗利益が大きく原価上昇分を利益の圧縮で吸収できたのだろうか。


□お茶

値段の変わらないものもあったので参考までに示しておく。

2022/7/27:京都府産宇治茶詰合せ 煎茶 計2袋:3000 pt


お茶はそもそもパッケージを含めても500gないような軽いものだから、本体価格がどうなっているのかわからないけど送料上昇が少なそうだ。ということでお米は特別だが、他の商品のポイント数変更になっているのは送料値上げ分が影響していそうだ。