金券優待は汎用性があり有効期限がないので現金に近く魅力的。だが、額面でその価値が決まってしまうので銘柄間の魅力の比較は利回りで一目瞭然となる。ここでは金券優待の利回り比較を行うことで、銘柄選択をやりやすくすることを目的としている。集計するのは、QUOカード、図書カード、ギフトカード、ジェフグルメカード、デジタルギフトなど。一般的に金券とされるおこめ券については個人的に使用しないので対象外としている。今回初めて権利を取っても金券をもらうことのできない、長期保有条件ありのものも除外した。
株価等はすべて2025/10/3終値時点のもの。なお、末日権利日の場合の権利付き最終売買日は、2025年10月29日（水）。
リストアップしたのは10銘柄。10万円以下1件のみで[3974]ＳＣＡＴ。総合利回り4%あり合格だが、今回限りの記念優待。買うかどうか迷うところ。
20万円以下は2件。[7640]トップカルチャーは赤字決算が続いており無敗予想。なので自分的には投資対象外。[7856]荻原工業は配当利回りが高い。が2026年10月権利までで優待廃止なので、今回含めて残り2回になってしまった。
それ以上の銘柄が7件あり。[8927]明豊エンタープライズと[3475]グッドコムアセットは超高額デジタルギフトの贈呈で優待利回りも超高率になっている。グッドコムアセットは記念優待で2025年5月末日及び2025年10月末日の2回だけの予定。なので優待利回りも今回分のみとした。[9824]泉州電業は配当利回りが高い。
□個別銘柄
[3974]ＳＣＡＴ／QUOカード1,000円
※今回限りの記念優待
[7640] トップカルチャー／図書カード1,000円 ※長期保有優遇
※蔦屋書店展開の有名企業だが、最終赤字が続いている。
[7856]荻原工業／100株3年未満で1,000円相当QUOカード。長期保有で岡山県特産品になる。
※2026年10月権利までで廃止予定
[2375]ギグワークス／デジタルギフト3,000円分
[212A]フィットイージー／QUOカード1,000円分、割引券など
[3038]神戸物産／JCBギフトカード1,000円分 3年以上保有で3,000円になる。
[9824]泉州電業／QUOカード1,000円分
[8927]明豊エンタープライズ／デジタルギフト8,000円分 ※年2回
[3475]グッドコムアセット／デジタルギフト20,000円分
※2025年5月末日及び2025年10月末日の権利のみの記念優待。
[2301]学情／QUOカード3,000円
