自分が投資をしているのはインカムゲインのため。働かずに豊かな生活を送るのが理想。そのために、確実に一定の配当金を出し続け、かなうことならば右肩上がりに増加し続けてくれる。いちいち株価を気にしたり、成長性を定期的に確認したり、入れ替えたりの手間をかけずに放ったらかしで投資し続けられる。そういう資産ポートフォリオを私は組みたい。

ではあるが、投資を始めるキッカケも投資を継続するモチベーションも銘柄選択の基準も、いつも株主優待がその中心にいる。企業分析をする能力もなければ、売買タイミングをはかる機動力も持ち合わせていない。ただひたすら欲しい優待銘柄、買える株価の株を買い続けた結果出来上がったポートフォリオの現状がこれだった。




そういう事だから、最近まで業種割合については深く考えてこなかった。だが、市場平均が大幅上昇しているのに自分の投資資産はあまり増えていなかったり増えていても市場平均より全然負けていたりするにつけ、このままではよくないのではないかと思い始めた。もちろん資産総額が増加するのが目的ではなく、受取配当金などのインカムが増加するのが目的なのだから気にする必要はないのだが、株価はそのままで配当金だけどんどん増えていくという歪なことは普通はない。株価はどんどん上昇していくが配当金は据え置きで配当利回りだけ下がるということはあるかもしれない。なので、上記の中でも業種別の資産割合と同時に受取配当金の業種別割合も計算している。

この10年くらいの実際に受け取った配当金を資産額で割った配当利回りは約2%前後でそれほど変動していない。一応、少し前から株主優待の内容重視から配当利回り重視の銘柄選択を心がけるようにしているのだが、あまり効果は出ていない。この間に株価は上昇しているが、各企業は配当性向を引き上げるなど配当金も増配する傾向があり、利回りが下がるところまではいってないのが救い。

上記の業種別のポートフォリオを調べたことで、保有銘柄の業種に偏りがあることもわかったし、その中で配当利回りの高い業種なのにあまり保有していない業種も明らかになった。全部をバランスよくする必要はないにしても、好況でも不況でも、円安でも円高でも、インフレでもデフレでも、大幅にインカムを減らすことないように分散して投資できていることが重要だろうと考えた。そしてなんとかバランスよくする方法はないかと思って考えたのがこれ。


不足している業種の高配当株を買う。高配当な業種なのに十分に保有していない場合には割合を増やす。という考え方。だが、その過程で業種選びと候補銘柄の炙り出しまではできたが、ではどの株を買うかというところで止まってしまった。企業分析能力がないのがここで露呈。株主優待があれば選べる。知っている企業があれば優先することができる。だが、馴染みのない業種、とくにBtoB業種でよく知らない会社の株価とか配当利回りとか売り上げとかPER,PBRを見ても、どれかを選び取ることができない。ということでこのやり方は頓挫。

この時点での対応方法は、今後株主優待銘柄を買うときに上記業種を優先するという程度のものでしかなかった。

一方で銘柄選択出来ないのであれば、いっそETFを買うという考え方もある。その検討も以前にしていた。


だが、自分にはETFや投資信託が単なる基準価格などの数字の存在にしか見えず、上がった下がった以外に理解できることがないので評価額が下がったときに納得感がなくあまり好きではないという問題もあったし、少しくらい買ったとしても他の業種とバランスするには程遠いと考えて、この時点では採用しなかった。むしろ業種別ETFを買うくらいならTOPIXや日経平均株価に直接連動するものを買った方がいいし、個別株を別に考えることができるしニュースなどで直接価格変動情報を得られる分だけいいのではないかと考えるようにもなった。

なので今後は
・自分で使わない、あるいは使用頻度が低い、必要性が低い株主優待銘柄は買わない、もしくは売る
・優待利回りが低い銘柄から優待利回りが高い銘柄に乗り換える
・優待利回りよりも配当利回りを優先する
・同じ時期に同じような利回りの銘柄を比較したときに、保有割合の低い業種を優先する
というのを基本方針とする。

さらに、TOPIXもしくは日経平均株価などに連動するETFもしくは投資信託を少額つづ購入していく。投資信託/ETFはあまり好きではないが、市場平均に連動するものであれば「なぜ下がったんだ」とか悩まないと思われる。平均株価は日々報道なので触れているので、自分だけがヤられたという気持ちにはならないはず。だと思うんだけど、実際に買ってみないと分からないこともあるので試しに買うのはよいことだ。

場合によっては高配当などの分配金を重視したものにするかもしれない。投資信託なら1万円からETFならもっと少額から買える場合もあるらしい。なので、最初はポートフォリオに影響を与えるような金額にはならないだろうが、積立感覚で購入するなら本筋の株主優待投資に影響を与えることもないだろう。そして何年後かに気がついたら良い塩梅の割合に増えているのが理想。いずれ、もっと株主優待を絞って債券も組み込んだ高齢者向けポートフォリオを組む段階が来るだろう。その時の中核になるようなものがいい。今のうちに、そういう偏りのないポートフォリオを組むための訓練を始めるべきだし、いきなりよいものが見つかるとは限らないのだから、試行錯誤する期間が何年かは必要だろう。



自分以外の人には取り止めのない思考の垂れ流しかもしれない。が、こうやって記事にするつもりで文章化することで、自分なりに考えをまとめることが出来た。なので、そのまま公開する。