勝手なイメージなんだけど、リース会社の株主優待は豪華というのがある。そこで調べてみた。
リース会社に限らないのだがその他金融に分類されるような企業は総じてPERが低い。だいたい10倍前後。
その理由は、自己資本比率が低いから。多額の資金を先行投資して様々な資産を購入して、それを貸し出して使用料を得る。実態は割賦販売のように購入した費用をちょっとづつ回収しているだけなので巨額の資金が必要となる。だからその資金を他人から借りてそれを使って営業している。他の事業会社と同じように比べるのはふりでむしろ銀行などと比較した方がいいようなもの。多額の資産を保有して他社に貸し出すからROAも悪くなる。様々な指標が悪いし、なにより借金が多いと言うことはリスクが大きいと言うこと。金利が上昇すれば金利負担が増えるし、経済環境が悪化すれば貸出が減ったり、資産貸出先が債務不履行などで資金回収できなくなる可能性もある。そのくせ他人資本で営業しているのだから返済を守らなければ自社が倒産する可能性すらある。
なのでその分、配当金を多めに出したり、株主優待を厚めにして株主確保につとめている。というのが勝手な自分のイメージ。
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