多くの投資本を読むとポートフォリオとして株式と債券をバランスよく分散投資することが重要ということが書かれている。若い時にはリスクが取れるから株式多めで、リタイア年齢が近づくと徐々に債券比率を高めていく。そしてリタイア後は債券中心のポートフォリオがよい。だが、本当にそうなのだろうか?
その理由として債券は株式に比べてリスクが低い。このため資産形成期にはリスクを大きく取れるので債券比率は低くてもよいが、年齢が上がってリタイアをする頃にはリスクを取れないので株式の比率を下げた方がよいというもの。さらに株式が下がる時には債券価格が上がる傾向があるため、株式市場が不調の時でも資産を殖やすことが可能。ということ。
だが、これらは資産規模の大きい人が資産を保全するための考え方だと思う。
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